いじめに発展するカモ!? 子どもに起こる“口臭”の原因と対処法

【ママからのご相談】
6歳女の子のママです。最近、子どもの口臭が以前よりもひどくなったようで、気になっています。ニンニクなど口臭がしやすい食べ物は食べさせていないので原因が分かりません。お友達に口臭について指摘される前にできるだけ改善してあげたいのですが、何科を受診すれば良いのでしょうか。

a 食べ物が原因ではない場合、歯の病気や鼻炎が原因で臭っている可能性があるので、歯科や耳鼻科を受診しましょう。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

小児歯科を専門とする歯科医師によると、最近は子どもの口臭に対する不安を訴えて受診される方が増えているようです。大人も含め、ニンニク・酒・タバコなどによる口臭は一過性のもので、代謝されれば治まってきます。しかし、そうではない場合、歯磨きが不十分であるなどの一般的な原因に加えて、病的口臭が原因となっている可能性もあります。

そこで、今回は子どもの口臭の原因と対処法についてご紹介します。

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子どもの口臭の原因2つ

冒頭でもご紹介したように、特に心配の要らない食べ物や生活習慣が原因でおこる口臭(刺激のある食べ物、酒、タバコ)以外で考えられる子どもの口臭の原因には、大きく分けて次の2つが考えられます。

(1)歯磨きができていない

虫歯を放置していたり、口の中の清掃がきちんとできていないと、歯周ポケット(歯と歯茎の境目)に歯垢がたまり細菌が繁殖してしまいます。その結果、歯茎が炎症を起こし口臭が発生します。

(2)鼻炎に伴う口呼吸による口腔内乾燥

アレルギー性鼻炎の子どもの場合、鼻水をかまずにすすっていると、蓄膿症へと悪化することがあります。そうすると、夜間に鼻が詰まりやすくなり、呼吸しづらいため、一般的な鼻呼吸ではなく口呼吸をしてしまいます。

口呼吸をすると、口腔内が乾燥し、唾液の分泌が低下しますので、細菌が繁殖しやすくなります。その細菌が産生するメチルメルカプタンという揮発性の硫黄化合物が臭いの原因となります。

子どもの口臭の対処法

それでは、子どもの口臭が気になったら何科を受診すれば良いのでしょうか。

歯磨き不足や、鼻炎が原因であることを踏まえると、歯科や耳鼻科を受診するのが妥当です。歯科や耳鼻科を受診し、虫歯や歯肉炎、アレルギー性鼻炎など、根本的な原因を改善することで気になる口臭をある程度改善することができます。

ただし、アレルギー性鼻炎の場合は、口呼吸の癖がついてしまっていると口臭の改善が難しくなりますので、口呼吸の習慣を改善する必要があります。

口輪筋・頬筋・舌・唇を鍛えることで鼻呼吸への転換をしやすくする、『あいうべ体操』というストレッチが歯科医院でもよく勧められています。家庭でも取り組める方法について、医師に相談するのも良いかもしれません。


今回は、子どもの口臭についてご紹介しました。子どもの口臭は、大半が歯磨き不足や口呼吸が原因とされているものの、胃腸の病気で引き起こされることもあるので、子どもの全身の様子を観察することも大切です。

子どもの口臭が習慣化している場合は、友達に指摘されてからいじめに発展するケースもあるそうです。そのため、家族が子どもの口臭に気づいたら、早めに親子で歯科や耳鼻科を受診しましょう。また、根本的な治療をしながら、鼻呼吸に転換できるよう医師から適切なアドバイスをしてもらうようにましょう。

【参考リンク】
子供と口臭 | ひぐち歯科クリニック

●ライター/MAKI(健康・美容ライター)

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