母子家庭になると優遇される“手当て”の知識3つ

【ママからのご相談】
最近シングルマザーになりましたが、児童扶養手当や養育費について詳しく知りません。市役所の窓口で聞くのは、恥ずかしい気持ちもあります。どういうものなのか教えてください


養育費や児童手当については、とても気になることです。

児童扶養手当は、自分から申請手続きをすることによって受給資格が認定されます。離婚後は、早めにこの児童扶養手当申請手続きをすることが大切です。そのためにも、児童扶養手当や養育費についての知識を身につけておきましょう。

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(1)児童扶養手当は、申請すれば誰もが貰えるわけではない

申請さえすれば、児童扶養手当は貰えるものと思っている方も多いでしょう。しかし、実際はそうではありません。

所得によっては、この手当を受けることができない場合もあります。特に、離婚後実家に戻って親と同居の場合は、同一世帯の収入により審査されるので、親の収入も審査対象になるので受給が難しくなる場合もあります。

だからと言って、「申請手続きをしない」というようなことは避けてください。その年の審査が通らなくても、申請を出してあれば受給資格の認定を認められることもあるからです。受給資格が認定されると、児童扶養手当は、4月・8月・12月に前月分までがまとめて支払われます。申請の際に記入した口座に自動的に振り込まれます。毎月支払われるものではないという点を注意しておきましょう。

児童扶養手当を受給していて支給開始月から5年を経過した場合は、必要な書類を提出しなければ一部支給停止(減額)措置をとられてしまいます。要件に該当していれば適用除外になるのですが、これについても注意が必要です。ここでいう要件とは、以下のことです。
  
・求職活動等の自立を図るための活動をしている
・身体上又は精神上の障害がある、けがや病気で就業が困難である
・子供や親族の介護をするために、就業が困難であるなどです

(2)養育費も約束通り支払って貰えるものではない

厚生労働省の、「全国母子世帯等調査2006」によりますと、養育費を受け取っている世帯は全体の2割未満です。

更に、定期的な養育費ではなく一時金として受け取っている母子世帯も、全体の19.2%という結果になっています。この数字を見てお分かりのように、約束通りに支払われるのは稀で、ほとんどが養育費を貰えていないのが現状です。

養育費については、子供が大学を卒業するまでの約束を取り付けるのか、それとも一時金として要求するのか考えておくことも必要です。相手の経済状況や子供の面接権なども考慮しながら、じっくりと検討することが大切です。

(3)そのほかに受けられる支援サービスについて

児童扶養手当の他に、JR通勤定期の割引、都営交通の無料パスや水道、下水道料金の減免が受けられる自治体もあるようです。母子家庭に対する支援も各自治体によって違ってきます。

自分が住んでいる自治体にはどのような支援があるのか、調べておくことも良いでしょう。


今回は、シングルマザーになるとどのような支援が受けられるのかについてお話しました。児童扶養手当は、申請してもすぐには貰うことができないことや、養育費の現状についてご理解頂けたでしょうか?

手当を当てにしなくても生活できるように準備をしておくことも必要なのです。

【関連コラム】
シングルマザーが知っておくべき社会福祉制度3つ

●ライター/此花(シングルマザーライフ研究家)

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