まずは3日間! 先輩ママに聞く「妊娠中の禁煙」を成功させるコツ4つ

【ママからのご相談】
先月妊娠が判明しました。私はタバコを吸っています。妊娠がわかって以来、やめなければいけないのは百も承知です。絶対にいけないことだとわかっていても、どうしてもやめられません。主人には、妊娠を機に禁煙したとウソをついています(主人も喫煙者です)。主人が出勤してから、隠れてタバコを吸って、毎日自己嫌悪です。産婦人科の先生にも、タバコを吸っていないとウソをついています。実家の両親にもです。自分が悪いのですが、とてもつらい毎日です。

a 妊娠中の禁煙は、孤独と自己嫌悪との戦いかもしれません!

ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。

おめでとうございます。かわいい赤ちゃんの誕生が楽しみですね。


妊娠中の禁煙のつらさ、よくわかります。私も妊娠を機に禁煙をした母親ですが、周りの元喫煙者ママたちを観察すると、同じ禁煙でも2つのパターンがあるのだと感じます。

1つは、“妊娠がわかった瞬間、自然と無理なく禁煙ができたママ”。そして2つ目は、“妊娠判明後、苦労に苦労を重ねてなんとか禁煙したママ”。私は完全に後者でした。自分も妊娠すれば、自然とタバコをやめるんだろう……とイメージしていただけに、そうでないとわかった瞬間から大変苦労しました。

「妊娠がわかったら、一刻も早く禁煙を……」子育て関連のサイトや書籍には、軒並みこのような言葉が並びます。ぐうの音も出ない程の正論です。現に、世の中の元喫煙者ママたちの多くは、わが子のためにタバコをやめています。「タバコを吸う妊婦は、最低な存在……」そんな自己嫌悪が、禁煙しきれない妊婦さんに絶えずのし掛かります。

今回は、妊娠中の禁煙について考えてみましょう。

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禁煙できずに悩んでいる妊婦さんは、あなただけじゃありません

環境省が行う『ニコチル調査』によると、妊娠前まで喫煙者であった女性が全体の18%、そして出産まで喫煙を続けた女性が全体の5%いらっしゃることがわかりました。大変少数派ですが、妊娠判明後も禁煙できず悩んでいる女性は少なからず存在しているのです。

「仲間がいるんだ! じゃあやめなくてイイか!」と思ってほしいわけではありませんが、妊娠中の禁煙は思いの外孤独です。「タバコをやめて当然」という世間の目や、ケースによっては相談者様のように一つ屋根の下で暮らすご主人にも隠して喫煙を続けている方もいらっしゃいます。

元喫煙者として感じますが、禁煙中にタバコを吸ってしまうのは完全に本人の弱さです。それは、当の本人が一番理解しているはず。そんな弱さをカバーするためにも、苦しんでいるのは自分だけじゃない、という現実を知っておいてほしいのです。

ともに悩み、同じ問題を克服しようと葛藤している妊婦さんが自分以外にも大勢いて、そして、“禁煙”は決して実現不可能な夢ではないと心に強く信じてください。

妊婦さんの禁煙方法4例

妊娠中のママたちにオススメの禁煙方法をいくつか紹介します。

(1)まずは3日、止めてみる

これから先、一生タバコが吸えない……。そう気負ってしまうと、「最後にもう一本……いや、もう一箱……」となってしまう方も多いはず。まずは、3日だけのつもりで禁煙をスタートさせてみてはいかがでしょうか。3日が過ぎたら、1週間、1か月……と、少しずつ目標を長くしてください。

途中で吸ってしまったら、自分を責めすぎるのではなく、心を切り替えてまた1日目から始めればいいのです。タバコを吸ってしまって、赤ちゃんが苦しんでいる! という事実には変わりませんが、それでも、これまで通り吸い続けるよりは幾分前進しているはず。禁煙は、そんな一日一日の積み重ねです。

(2)喫煙が赤ちゃんに及ぼす悪影響を学ぶ

タバコを吸うことによって、赤ちゃんにどのようなことが起こるのかを学びましょう。吸いたくなったときはその悪影響を思い出して、タバコと赤ちゃん、どちらが大切なのかを自分に問いかけてみてください。

(3)“タバコを買ったつもり貯金”でモチベーションを保つ

これまでタバコに費やしていたお金を、貯金箱に。徐々にたまっていく金額でモチベーションをキープする方法です。まとまったお金になったら、頑張った自分にご褒美を! つらいばかりの禁煙ではなく、楽しみを見つけて継続させましょう。

(4)パパも巻き添えにする

禁煙中、目の前でタバコを吸われるとイライラしますよね。しかもそれがパパだったら、「どうして私ばかり我慢しなきゃいけないの!?」と不公平に感じてしまうこともあるでしょう。妊娠しているのはママですが、パパのタバコだって赤ちゃんには悪影響です。一人よりも、二人で頑張って禁煙生活を始めてみましょう。

自分を責めてばかりでは、何も始まりません

「妊婦の喫煙は絶対に良くない! 今すぐに禁煙するべき!」という意見はとても正しいものです。そして、それは誰よりも本人が自覚していることでしょう。妊娠中に喫煙してしまう妊婦さんたちは、「止めなくちゃ……でもできない!」と、自己嫌悪や焦りに似た感情を抱きがちです。

確かに、喫煙は百害あって一利なしです。でも、一度深呼吸をして、落ち着いてみてください。タバコを吸ってしまう自分を責めてばかりいては、何も始まりません。要するに、禁煙に成功できればいいのです。

「止めないといけない」ではなく、「止めてみる」というイメージを持ってみましょう。そして、誰かに打ち明けて、ともに乗り越える仲間を得ること。

相談者様の場合、一度しっかりとご主人に相談してみることをオススメします。“タバコを吸っている”に加え、“コソコソ隠している”ということも自己嫌悪の原因になってはいませんか?

妊娠していなくても、禁煙は大変なものです。確かに、タバコを吸い始めた自分が悪いのですが、そこを悔やんでも仕方ありません。できる目標から、少しずつ、確実に……。かわいい赤ちゃんと対面する日に向けて、胸を張れるママを目指しましょう。

【参考リンク】
エコチル調査でわかったこと_子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査) | 環境省

●ライター/木村華子(ママライター)

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