手助けは必要or不要? 実例に学ぶ「子どもの自立」を促す子育てのコツ

【ママからのご相談】
年中の息子のことです。次の日の幼稚園の準備(給食用のお箸やナプキンの用意、体操服の準備など)を自分でできるようになってほしいと思っていますが、一向にできません。「用意できたの? 早くしなさい」と言ってもなかなかしないので、イライラしてしまいます。子どもが自分で用意できるようになるには、どんな工夫をしたらいいですか?

a 遠回りに感じてもママが一緒にやることが自立への第一歩です!

ご相談ありがとうございます。ママライターのパピルスです。

筆者も、「自分のことが自分でできるように教えるのは、なかなか難しい!」と日々実感し、悪戦苦闘しています。周囲には子どもが自分のことをできるように導くのが上手だなぁと感心するママさんがいます。何かコツがあるのでしょうか? お話を聞いてみました。

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先輩ママの体験談3つ

(1)お片付け上手なA君

『片付けを教えるために、小さなころに遊び感覚で、「さぁ、一緒にお片付けしよう! どっちが先にできるか競争しようね」といった遊び感覚で一緒にやっていました。一生懸命にやってくれたときには、「ありがとう、助かるよ!」とねぎらいの言葉を掛けています』

(2)幼稚園の給食袋を一人で用意しているB君

『一人でも準備しやすいように給食グッズを1つのカゴに入れて置いてあります。最初のころは寝る前に一緒に用意していましたが、いつの間にか、「用意した?」と声を掛けるだけでも自分でできるようになり、今ではほとんど一人で気付いてできるようになりました』

(3)好きな習い事の準備から取り組み始めたCちゃん

『小1ですが学校の時間割などはなかなか一人では取り掛かれません。そこで、娘が自分から始めたいといって通い出したテニス教室の準備は自分でするという約束をしました。本人もテニス教室に行くことを楽しみにしているので、すんなり取り組めたようです。その延長で、練習後のソックスやウェアをお洗濯することも自分でできるようになり、習慣になりました。ソックスの洗い方、洗濯機の回し方、干し方など、最初はおままごと感覚で一緒にやって教えました。たまに、「ママ、一緒に干そう!」と言ってくることがあるので、そういうときはちょっと手を貸してあげると、「ありがとう!」と喜んでいます』


どのママさんにも共通するのは、“まずはママと子どもが一緒にやる”ということでした。また、子どもがやりやすいように、わかりやすい置き場所を決めたり、取り出しやすいところに置くなどの環境を整えることも大切ですね。子どもが率先して取り組めるようなこと(習い事の準備など)から始めるのも良いようです。

定着するまで一緒にやることの大切さ

親が手伝っていると、いつまでも自分のことができるようにならないのではないか? と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、教育評論家の中にも、「子どもが苦手なことは大人が手伝ってあげた方ができるようになる」「まずは親と一緒に楽しい雰囲気でやると子どももやる気になり、定着する」という意見がありますから、心配しすぎなくても良いのではないでしょうか。

“やってみせ、言って聞かせてさせてみせ、ほめてやらねば人は動かじ”という有名な言葉がありますが、この言葉を子育てに応用すると、“一緒に取り組みながらやり方を教え、本人にやらせてみて、できたら褒める”ことの大切さを説いているようにも思います。

回り道に感じるかもしれませんが、まずは楽しい雰囲気の中、親子で一緒にやってみる。定着してきたら、徐々に一人でやらせてみる、そういったステップを踏むと子どもの身に付きやすいようです。ぜひ実践してみてくださいね。お互いに頑張りましょう!

●ライター/パピルス(フリーライター)

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