調査のワケは? さまざまな大学が募集する「赤ちゃん研究員」の知識

【ママからのご相談】
先日産んだばかりの赤ちゃんがいます。自分が産んだ赤ちゃんを見ていると本当にとってもかわいく、嫌なことがあっても顔を見るとすべて忘れてしまうくらいです。一日中赤ちゃんのそばにいると、「もっともっとこの子のことを知りたい!」という気持ちが大きくなってきました。赤ちゃんのことを知りたいと思って調べているうちに“赤ちゃん研究員”というものを見つけました。私の周りで実際にしている知人がいないのですが、赤ちゃん研究員ってどういうものなのでしょうか。

a 赤ちゃん研究員は研究機関に協力するものです。

ご相談ありがとうございます。ママライターのマフィーです。

まずはご出産おめでとうございます。イライラする気持ちもなんとなく不安に感じることも、赤ちゃんの顔を見るとなぜかほんわかしてきますよね。

さて、ご質問いただいた“赤ちゃん研究員”ですが、現在いくつかの研究機関で募集されています。いったいどういうものなのでしょうか。

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赤ちゃん研究員とは

赤ちゃんの目がどういうふうに見えていて、耳ではどんなふうに音を聞いているのか。なんとなく、「新生児はほとんど見えてないらしい」「耳では聞こえているらしい」と聞くことがありますが、実際には分かっていないこともたくさんあります。

例えば、“物体の運動をどのように認識しているか”“まわりの人たちの表情や言葉をどのように認識しているか”など。

このような、“コミュニケーションに必要とされる多様な情報を、発達の段階でどのように取り込んでいくのか”ということを研究する機関に協力するのが赤ちゃん研究員です。多くの場合、募集されている年齢や月齢が研究機関によって定められており、対象年齢の子を持つ親がその研究機関に申し込むという形になっています。

では、この赤ちゃん研究員、具体的にはどのような調査を行っているのでしょうか。

赤ちゃん研究員の内容と募集研究機関5例

こちらは2015年8月時点での、各研究機関が公表している調査内容の一部です。

(1)京都大学・乳児発達研究グループ

来所して母親と遊んでいるときの自然な反応や、アニメ、ビデオ映像を見ているときの赤ちゃんの様子をビデオカメラで記録、分析する。調査時間は30分〜60分程度。

(2)九州大学・人間環境学研究員発達心理学講座

来所のうえ、保護者と遊ぶ場面を観察記録する。

さまざまな音声や映像を見たり聞いたりしているときの赤ちゃんの自然な反応を、ビデオカメラで記録、分析する。所要時間は15分〜20分程度。

(3)同志社大学・赤ちゃん学研究センター

調査方法は自宅で行うアンケート。毎月1回のメールでの回答に加え、爪切り後に子どもの爪を研究機関に送付する。

(4)新潟大学人文学部・心理学研究室知覚発達研究グループ

来所のうえ、保護者と一緒にコンピューターの前に座り画面を見る。画面にはさまざまな絵やアニメが流れる。赤ちゃんと保護者が遊んでいる様子をビデオに収めて観察する場合もある。所要時間は30分〜50分程度。

こちらの大学は、赤ちゃん研究員だけでなくこども研究員も募集中です。

(5)中央大学文学部心理学研究室・日本赤ちゃん学会事務局

来所のうえ、保護者のひざのうえに抱かれた状態で、パソコンのモニター画面を見る。赤ちゃんが見た映像や検査内容についての説明あり。なお、“特別な検査”として脳の検査やめがねの検査などもある。所要時間はどちらも5分〜10分程度。


いかがでしょうか。

赤ちゃん研究員は、“母親が自分の子どもについて知る”というよりも、“子どもの発達を研究する機関に協力する”という意味合いのものです。

赤ちゃんに関してのことですので、抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、もし興味があれば申し込んでみてもいいですね。

●ライター/マフィー(ママライター)

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