ママが叱ってばかり? 反抗期の子育て大切な「夫婦の役割分担」とは

【ママからのご相談】
42歳の専業主婦です。中学1年の息子がいます。夜遅くまでゲームやスマホをいじって起きており、注意してもまったく言うことを聞きません。主人にそれを言うと、注意するどころか一緒になってゲームを眺めています。しまいには、「うちの母さん、怖いからなぁ」などと2人でコソコソ。息子だけでなく、主人にまで腹立たしくなってきます。

a おかあさんが家庭でひとりぼっちになってしまう可能性も……。

ご相談ありがとうございます。フリーライターの渦マキです。

お母さんにいつも叱る役が回ってきてしまうのは不公平ですね。それがストレスとなって、感情的に叱ってしまう原因にもなります。

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お母さんのイライラが募る原因

お母さんのイライラがたまってしまう要因として以下のことが挙げられます。

・子どもが何度注意しても言うことをきかない、無視される
・父親が傍観者になっている
・叱り役をすべて引き受けているがために、子どもとの関係がぎくしゃく

特に、反抗期にさしかかっている子どもを相手にすると大変ですね。中学校1年生となれば、反抗期に入っている時期です。ガミガミ言われれば言われるほど、無視したり、ひどいときには、「うるさい! ばばぁ!」などと口走るお子さんもいます。毎回注意しても、無視されたり暴言を吐かれたりではおかあさんもたまったものではありませんね。

母子関係がぎくしゃくしてしまう構図とは

仕事で疲れ切って帰宅したお父さんは、できれば面倒を避けて、“早く寝たい”状態です。そんなときに奥さまから、「たまには注意してよ!」とキツい口調で言われると面倒くさくなってしまいます。

根本を修正するより、“今の状態を丸く収めて早く寝たい”という考えが先行し、子どもを自分の味方につけてしまうことすらあります。それが続くと“母親が叱り役、父親が味方”という構図ができてしまい、母子関係がうまくいかなくなる原因になります。

この状態が長く続けば、おかあさんのメンタルはぼろぼろになってしまいます。その結果、“わが家”は雰囲気が悪くなり、子どもが安心して帰れない場所になってしまうのです。

父親・母親の役割とは

カウンセラーで医師でもある明橋大二氏は著書『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』の中で、父親と母親の役割について、

母親は「包む」役割、優しく子どもを受け入れる役目を持つのに対して、
父親は「切る」役割、厳しくルールを教える役目を持つ

と論及しています。

子どもとしっかり向き合い、父親が叱る

本来はお母さんが“優しく子どもを受け入れる”役目であるのに、お父さんが子どもの味方となって、一緒にお母さんと敵対してしまう状態にある。この状況が続けば、ストレスが積み重なって子どもを受け入れる余裕がなくなってしまいます。

お母さんにばかり“叱る役割”を負わせるということは、母親に“父親の役割”まで負わせるということです。

お仕事で日々忙しいお父さんは、子どもとじっくり目を合わせて会話する機会も少ないはず。そういう気後れもあって“叱る”という行為から逃げてしまっているのかもしれません。

“叱る”ということは、怒鳴りつけることや体罰ではありません。“なぜ叱るのか”という意図を子どもの目を見て、しっかり説明してあげることが大切です。

つまるところ、“子どもを叱る”ということは、“子どもを心配する気持ち”から出る行為であり、子どもはその姿勢を見て“自分に対する思い”を受け止めるのです。

一度、ゆっくり旦那様と話す時間をとって、子どもに対する役割分担を割り振っていきましょう。

【参考文献】
・『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』明橋大二・著

●ライター/渦マキ(フリーライター)

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