節税効果アリ? 「個人年金保険料税制適格特約」のポイント3つ

【女性からのご相談】
20代のOLです。将来のために個人年金保険に入ろうかと思い、さまざまなパンフレットを見ているうちに個人年金保険料税制適格特約という言葉を知りました。年末調整や確定申告の際にお得な特約だと聞きましたが、具体的にはどんな条件で、どのようにお得になるのでしょうか? 教えてください。

a 個人年金保険に入るなら絶対に押さえておきたい特約です!

金融コンシェルジュの齋藤惠です。ご相談ありがとうございます。

老後の備えとして個人年金保険に加入する人が増えていると聞きます。できるだけ上手に活用したいものですね。

個人年金保険料税制適格特約は契約の際に必ずチェックしていただきたい大切な特約です。お得に個人年金保険を利用するための条件や注意点を詳しくご説明します。

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「個人年金保険料税制適格特約」の知識3つ

(1)特約を付けられる条件は?

個人年金保険に入ったからと言って、誰でも個人年金保険料税制適格特約が付けられるわけではありません。公益財団法人生命保険文化センターによると、

・年金受取人が契約者またはその配偶者のいずれかであること
・年金受取人は被保険者と同一人であること
・保険料払込期間が10年以上であること(一時払は対象外)
・年金の種類が確定年金や有期年金の場合、年金受取開始が60歳以降で、かつ年金受取期間が10年以上あること

という条件があります。

特に、保険料払込期間や年金受取開始の年齢にはご注意ください。払込期間を10年未満にしてしまったり、年金受取開始を60歳よりも前にしてしまったりすると、個人年金保険料税制適格特約の対象にはなりません。

(2)注意点はないの?

個人年金保険料税制適格特約は、途中で要件を満たさなくなるような契約の変更もできず、特約のみを解約することもできません。

特約を外したい場合は保険契約そのものを解約することになります。そうなってしまうと元本割れのリスクも発生してきますので、個人年金保険に入る際には、事前に商品内容と特約についてあらかじめ保険会社や代理店と確認し、ご自身のライフプランに合わせて契約を行ってください。

(3)どれくらいお得になるの?

個人年金保険料税制適格特約によって受けられる控除は、皆さん一律ではなく、実際に支払った保険料の金額や、所得によって変わってきます。所得の多い人ほど節税効果は高いです。

一般生命保険料控除や介護医療保険料控除とあわせて、年末調整や確定申告で正しく控除の申請をすることも忘れないでくださいね。

【参考リンク】
税金の負担が軽くなる「生命保険料控除」 | 公益財団法人 生命保険文化センター

●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)

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