結果も感想もバラバラ! 先輩ママたちの「無痛分娩」体験談4選

【ママからのご相談】
第一子妊娠中のママです。出産の痛みに耐えられる自信がありません。無痛分娩という方法があると聞いたのですが、本当に痛みはないのでしょうか?

a お産が順当に進めば、陣痛ピークときの痛みは感じずに済むことが多いです。

こんにちは。妻が第一子を出産したばかりの矢山ユースケ@育休中です。

日本人漫画家の夫を持つフランス人ママ記者、西村・プペ・カリンさんの『フランス人ママ記者、東京で子育てする』によると、まだまだ無痛分娩が少数派である日本に比べて、フランスでは『最近はおよそ3人に2人が無痛分娩を選んでいる』とのことです(2010年フランス政府調べ)。費用も“完全に社会保障で負担”で、実費が必要になる可能性がとても高い日本のお産事情とは、かなり違いがあるようです。

「女性は男性より痛みに強い」と昔から言われていますが、お産の痛みは、私を含むパパたちが知ることのできない、そして強烈な痛みと聞きます。「痛い思いをせず出産したい!」というお気持ちはごもっともだと思います。私が女性だったら、高い確率で同じ選択をしたでしょう……。

それでは、実際に無痛分娩を体験した先輩ママたちからの体験談をご紹介していきます。

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先輩ママに聞く「無痛分娩」の体験談4パターン

(1)何ごともなく快適!

『問題なくスルッと産まれました。痛みもなく快適! 間違いなくおすすめ! 次もまた無痛分娩で産みたい!』(31歳・男の子を出産・初産・10時間)

ママの体調や麻酔処置のタイミングに問題がなければ、“無痛分娩”というだけあり、ほとんど痛みもなく出産を終えることができるようです。快適にお産が済むことで、第二子・第三子への意欲も湧きやすいのではないでしょうか。

(2)普通分娩からの無痛分娩

『普通分娩予定でしたがうまく出産できず、バルーン、無痛分娩、吸引機をフル活用した結果、最後には帝王出産になりました……。家族も疲れ果ててしまい、何もかもがとても大変でした』(32歳・男の子を出産・初産・36時間)

こちらは、もともとは普通分娩を希望されていたママです。ママの体調やお産の進み具合によっては、希望通りの方法とならないパターンもあるようです。

(3)いい感じで分娩台に乗ったら

『子宮口が少し開いた時点で麻酔投入。それからは陣痛が和らぎ、気が付いたら眠っていました。このまま順調に終わるのかな、と思っていたのですが、分娩台に乗った直後、血圧が200近くまで上昇してしまい、降圧剤を投与。薬の影響で胃の中身をリバースする騒ぎに……。産後の回復はとてもよいです。血圧のところを抜かせば、おすすめできると思います』(29歳・女の子を出産・初産・6時間)

こちらのママも、パターン1のママと同じく、いいペースでお産が進んでいたようなのですが、出産直前になり妊娠性の高血圧症を発症してしまったとのこと。

(4)えっこれ本当に無痛分娩? 激痛なんだけど……?

『当日はお産を控えたママが分娩待ちの渋滞を起こしていました。比較的問題のなかった私は放置気味で、陣痛の間隔が狭まりナースコールを鳴らしても、看護師さんは来てくれません。猛烈な痛みの中、ようやく看護師さんが来てくれたころには、子宮口が9センチ開いていました。担当の先生からは、「もう自然分娩でいける」と言われましたが、飛行機に飛び乗ったパパを待つために無痛分娩を選択。麻酔を注入した結果、痛みは遠のいていき、「これでこそ無痛分娩だよね?」と思いました。

その後、パパも無事到着。あとは産むだけだったのですが、今度は陣痛が完全に止まってしまいました。「このままでは今日中に産まれない。赤ちゃんもストレスを感じ始めている。麻酔を切って自然分娩にしたほうがいい」と助産師さんに促され、麻酔を切りましたが、陣痛は戻らず。下腹部の激痛の中、陣痛なしでイキんで産むことになりました。なんだか散々でしたが、パパも間に合ったし、子どもも無事産まれたので、結果的にはよかったと思います』(34歳・女の子を出産・初産・15時間)

こちらは、私の妻が実際に体験したパターンです。

“かなりのレアケース”として、出産同期のママや先輩ママたちに驚かれたそうです。本人は、「一度の出産で、無痛分娩も普通分娩も味わった気分」と言っていました。ちなみに第二子をもし授かった場合ですが、「普通分娩で産むと思う」とのこと。

本当に“痛い”のは陣痛ではない?

以上、4人の方のパターンをご紹介いたしました。

パターン1の方のように、すんなりと問題なくお産が進めば、ピーク時の大変な痛みを感じることなく出産を終えることができるようです。ただし、ママもしくは赤ちゃんの当日の体調・麻酔薬との相性・投与のタイミングによっては、普通分娩や帝王切開に切り替わる可能性はあります。その覚悟だけはしておいたほうがよいでしょう。

また、何の問題もなく無痛分娩で出産を行えた場合でも、“費用”という別の問題が発生してきます。冒頭でも触れましたが、日本ではまだまだ多くの産院で、無痛分娩の場合には別途費用が発生し、その金額も決して安くありません。

全国的に見れば、全国健康保険協会からの出産一時金で無痛分娩費用までまかなえてしまう産院から、数万円、数十万円の産院まであり、一概に○万円かかるとは言えません。ですから、無痛分娩を希望する場合は、事前に“対応可能な産院なのか”“費用はどのくらいかかるのか”を調べておく必要があるでしょう。出産一時金についても、一度病院に自費で産院に費用を支払ってから一時金の給付を受けるのか、直接支払制度が利用できる産院なのかを確認しておくことをお勧めします。

【参考文献】
・『フランス人ママ記者、東京で子育てする』西村・プペ・カリン・著/石田みゆ・訳

●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)

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