救急車はハードル高め? 子どものケガや病気で“119番”する目安

【ママからのご相談】
息子3人を育てています。病気やケガのときに119番通報してもいいのかどうか迷うことがあります。ママ友に聞いても、みんなぱっとした答えが返ってきませんでした。119番をする際の目安などありますでしょうか。

a まずは冷静になり、お子さんの症状や様子を見て判断をしましょう。

こんにちは。メンタルケア関連を中心に執筆をしているメンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

救急車を呼ぶというのは、少しハードルが高いような気がして、なかなか呼べませんよね。「こんなことで呼んでいいのかな?」と迷うことは当然のことだと思います。子どもはいつどこで病気やケガをするか分からないので、親としては本当に心配ですよね。私も子どもが2人おりますので、相談者様のお気持ちはよくわかります。

お子さんに何かあったとき、一番の頼りはお母さんです。だから、まずは冷静になることが先決です。落ち着いてお子さんの症状や様子を見て判断することが大切になります。

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119番をしなければいけない状況とは

どのような場合に119番すればいいかというのは本当に悩みますよね。看護師などの医療系の職業にでも就いていない限り、悩んでしまうところです。

目安となる症状として、次のようなものがあげられます。

・大量に出血している
・ぐったりしている(高熱など)
・けいれんを起こした
・意識がない(頭部強打の場合など)

このようなときは迷わず119番します。一刻を争いますから、悩んでいる暇はありません。

救急車と救急外来の違い

救急車で搬送される場合と、「病院まで近いから」と自家用車で救急外来へ行く場合がありますよね。この2つには大きな違いがあります。

救急車だと、医師の診察を優先的に受けられます。それだけでなく、病院到着までに医師や看護師がスタンバイし、患者の状況把握まで行えて、着いたらすぐに診察が始まります。

一方、自分で救急外来へ行った場合、重症でも後回しにされてしまう場合があるそうです。

救急車と救急外来とではこのくらいの違いがあります。しかし、「救急外来で待つのが嫌だから」という理由で救急車を呼ぶようなことは絶対にしないでください。

受診した方がよいか迷ったら

そうはいっても、救急車を呼ぶかどうか迷うことってありますよね。子どももはっきりと症状を言わなかったりすることもありますので、そのようなときは、相談者様も119番すべきか迷うこともあるでしょう。そんなときは、下記の相談窓口をご利用ください。

・#8000(小児救急電話相談)厚生労働省
・24時間対応の地域の医療電話相談
・夜間救急対応の病院

こういったところへ症状を話し、判断を仰ぐことも大事なことです。医療のプロが教えてくれます。

“24時間対応の地域の医療電話相談”や“夜間救急対応の病院”は、お住まいの地域の広報紙やかかりつけのクリニックなどでも貼られています。それに役所に電話をすると教えてくれますので、いつも見える場所や電話口の近くに貼っておくようにしておきしょう。

厚生労働省が行っている、小児救急電話相談事業(#8000)は、全国統一の番号です。そこから、相談者様が住んでいらっしゃる都道府県の相談窓口に自動転送されて、小児科医や看護師につながります。適切な指示をしてくれますので、迷ったときは安心できます。

ただし、使える時間帯は19時~翌朝8時までです(地域によって時間帯が変わることがあります)。それ以外は、24時間対応の地域の医療電話相談が有効です。携帯やスマホからもかけることができます。

子どもはケガをしてくることや病気をすることが良くありますので、相談者様を始めとする母親は、本当に毎日気が気ではないですよね。緊急時には冷静でいること、慌てずにいることが大切なポイントです。今後のお役に立てれば幸いです。ご相談ありがとうございました。

【参考リンク】
小児救急電話相談事業(#8000)について | 厚生労働省
小児救急ガイドブック | 名古屋市・名古屋市医師会・名古屋市小児科医会(PDF)

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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