高熱とセット? 赤ちゃんに多い「突発性発疹」の症状と治療法

【ママからのご相談】
生後10か月の娘がいます。最近ママ友との間でよく耳にするのが、「突発もうやった?」という会話。突発性発疹のことですよね? 看病を経験したママ友によると、とにかく大変だったそうですが、具体的にはどんな症状なのでしょうか?

a 3~4日続いた熱が下がり、発疹が出るころから不機嫌モードに。

こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。

突発性発疹はヒトヘルペスウイルス6型、7型の感染が原因で、赤ちゃんが最初にかかる病気の代表格でもあります。他の赤ちゃんにうつることはほとんどありません。

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突発性発疹の症状

症状としては、突如38~39度の高熱が出て、それが3~4日続きます。高熱のわりに機嫌がよく、食欲が落ちないことが多いようです。

熱が下がるころから、あせものような小さい発疹が胸やお腹から出始め、全身に広がります。このころから急に不機嫌になる子が多いようです。下痢がみられることもあります。

私の周りでも、『あまり夜泣きをしない子だったのに夜通しグズグズしていた』『とにかくずっと抱っこで離れなかった。ベッドに戻そうとすると大泣きした』といったママ友の声がありました。

2~3日で発疹は消え、それとともに機嫌もなおっていきますが、この数日間がママにとっても看病の正念場となるようです。

治療とホームケアのポイント

突発性発疹のウイルスをおさえる薬はなく、基本的に処方薬なしで自然によくなるのを待つことが多いですが、症状が強いときにはそれを和らげるために解熱剤などの薬を使うこともあります。

発疹が出るまでは確定診断ができない病気なので経過観察をしますが、4~5日たっても熱が下がらない場合、他の病気の可能性もあるため再度受診しましょう。

熱が高いときは薄着にさせ、こまめに水分補給をしましょう。また、大きな血管が近い首元や脇の下、足の付け根などを冷やすと効果的です。

食事は柔らかく消化のよいものを。発熱による汗で電解質が失われがちなので、おかゆに塩をひとつまみふりかけるといった工夫をしましょう。下痢の場合は、離乳食を一時中止するか形状を一段階前のものに戻して与えましょう。元気なら入浴はOKです。

“熱性けいれん”や“急性脳症”がみられることも

高熱が熱性けいれんのきっかけになったり、まれに急性脳症などの合併症を起こすことがあります。

熱性けいれんの多くは、急激に熱が上がるときに起こりやすいです。白目をむき、手足を突っ張って全身が反り返り、体を震わせます。また、顔色が青ざめ、意識を失うこともあります。

もし熱性けいれんが起きたら慌ててしまうと思いますが、まずはママが落ち着くこと。これが一番大切です。そして赤ちゃんの衣服を緩め、吐いたときにのどを詰まらせないよう顔を横向きにします。何分けいれんが続いたか計ることも忘れずに。けいれんが治まったら病院を受診しましょう。

体を揺らしても起きないほどウトウトしている、ほんのささいなことで敏感に泣く、けいれんや嘔吐を繰り返しているときは、急性脳症の可能性があります。この場合、夜中でも至急受診しましょう。

【参考文献】
・『症状ごとに「見てわかる!」赤ちゃんの病気新百科』ベネッセコーポレーション・編さん

●ライター/aco(フリーライター)

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