夏休みの疲れ? 子どもの「自律神経失調症」を改善する生活習慣ケア

【ママからのご相談】
お盆明けから小学5年生の娘が頭痛や下痢があるというので病院に連れて行きました。検査をしても異常がなく、「自律神経失調症でしょう」と言われました。そんなにストレスがあるとは思えません。どんな対応をしたらいいのでしょうか?

a 増加する子どもの自律神経失調症について、生活面から考えてみましょう。

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。ご相談ありがとうございます。

自律神経失調症の原因で多くの人がまず思い浮かべるのがストレス。しかし、不規則な生活やエアコンが整いすぎた環境が原因となるケースもあります。

今回は、生活習慣から自律神経について考えてみたいと思います。

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自律神経とは

自律神経とは、体温調整・胃酸の分泌・腸の蠕動運動など、私たちが意識して動かさなくても機能する体のコントロールをする神経です。自律神経失調症というと、なぜか精神疾患のように考えてショックを受ける人もいまだにいらっしゃるようですが、これ自体は体の病気です。

交感神経が優位になりすぎると、血管が拡張されて頭部の血管の周りの神経を刺激して頭痛や下痢が起きます。夏場はエアコンのきいた部屋で冷たいものを多く飲んでしまいがちですが、それによって消化器官が冷えます。消化器官が冷えると、自律神経が刺激を受けて腸が異常収縮を起こします。その結果、しっかりと水分を吸収する前に排せつが行われ、下痢を起こしてしまうのです。

自律神経が乱れる原因

夏休み中は、就寝時間が遅くなったり家族の遠方旅行で朝早く起きたり、なにかと生活リズムが狂いがちです。大人でも、平日と休日の起床時間が2時間以上ずれると自律神経が乱れやすくなると言われています。まだ成長段階の子どもがそのような生活をすれば、当然、自律神経は乱れてしまいます。

今の子どもたちは生まれたときから冷暖房が整っていて、体温調整があまりうまくできないと言われています。筋肉がトレーニングによって鍛えられ強くなるのと同じように、実は自律神経も鍛えれば強くなります。暑い時期、寒い時期にも快適温度の室内ばかりで過ごす子どもは、自律神経が弱く乱れやすいことが分かっています。

自律神経を整えるには

間もなく2学期が始まるので、嫌でも朝はきちんと起きなければならなくなります。それに備えて、就寝時間をきちんと決め、それを守らせましょう。眠る環境を作るのも保護者の責任ですよ。

万が一、夏休みの宿題が残っていても、深夜までやらせるのは考えものです。夜はきちんと寝かせて、朝早く起きて宿題をするように促しましょう。食事時間をきちんと決め、規則正しい生活をさせるとともに、食事や飲み物で体を冷やさないよう、バランスのいい食生活を心掛けましょう。子どもは親が与えたものしか食べることができません。

【参考文献】
・総務省認証予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会発行

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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