家庭でできる! 子どもの“自閉症”チェック&行動療法の知識

【ママからのご相談】
30代の主婦、3歳の息子がいます。息子の言葉が、周囲の子どもたちに比べて発達が遅く、同じ言葉ばかり繰り返しています。また、近所の同じ年の子どもが遊ぼうと誘っても反応がイマイチ薄いです。もしかして自閉症なのでしょうか? もし自閉症だと診断されたら、保育園に行けなくなるのでしょうか?

a 自閉症の症状はそれぞれ違います。

ご相談ありがとうございます。ライターの渦マキです。

自閉症は、社会性、コミュニケーション、興味の偏りから判断します。子どもさんの行動を見守り、次のような点が見受けられたら専門医に相談してください。

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子どもの自閉症チェック項目3つ

(1)社会性

・人と目線を合わせない
・同年代の子どもと遊べない
・人との距離感が測れない(極端に関わりすぎる、人と話したり向き合えない)

(2)コミュニケーション

・言葉に遅れがある
・気に入った言葉だけを繰り返す
・話しかけられても、うまく返せない

(3)変化・偏りの行動

・おもちゃなどで遊ぶときに本来の遊び方ではない遊び方をする
・ピョンピョンはねる、ぐるぐる回るなどの行動を繰り返す
・変化を極端に嫌う(いつも通る道ではない道を通ったりすること)

以上の3つの項目をチェックし、項目が当てはまるようであれば自閉症の可能性が高くなります。

もしお子さんが自閉症だったら

お子さんに自閉症の診断が下されたとしても、育て方が悪かったなどと途方に暮れたり悩まれたりしないでください。自閉症(発達障害)は、先天的な脳の機能障害です。

地域の発達センターで相談・個別指導を受けることができます。保育園や幼稚園では加配保育士さんがついてくれますので、ご安心ください。

家庭でできる“ABA(応用行動分析)”とは

発達障害の療育で、『ABA(Applied Behavior Analysis)』別名“行動療法”というものがあります。自閉症のお子さんの場合でも、大切なことは“褒めて自信をつけさせること”です。

伸ばしたい行動は褒めたりご褒美を与える。やめさせたい行動には、ご褒美を一切与えないという療育法です。専門機関に相談しながら、ムリのない範囲で家庭でも子どもの自信をつけさせていくことが大切です。

ABA(行動療法)をご家庭で効果的に取り入れることで、子どもの能力を伸ばしたお母さんがいます。その経験を生かし、発達障害の子どもを抱えているご家庭を支える活動をされている方がshizuさんです。

shizuさんが、ご自分のABA療育経験を生かして執筆された本が『発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』という本です。

親御さんがちょっとしたコツをつかみ、生活の中での親子のやりとりを経て、子どもの“できない”を“できる”に変えていく過程がマンガでわかりやすく書かれています。

もしも、子どもさんが自閉症だとしても、親の前向きな言葉・表情で子どもは自己肯定感が高まるものなのです。

【参考リンク】
自閉症とは | 高知県自閉症協会

【参考文献】
・『発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』shizu・著

●ライター/渦マキ(フリーライター)

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