アイスで夏バテ!? 現代っ子を悩ます「内臓疲労」を予防する食生活

【ママからのご相談】
小学校3年と5年の息子がいます。夏休みで一日中クーラーのきいた部屋で過ごすことが多いのに、食欲がないようです。そうめんや冷やしうどん、アイスクリームなどといった冷たいものしか食べてくれません。また、大して動きもしていないのに、「だるい」「疲れた」と言います。フルタイムで仕事をしているためなかなか病院に連れて行けないのですが、やはり受診した方がいいのでしょうか?

a 冷たいものが引き起こす負の連鎖に要注意!

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。ご相談ありがとうございます。

夏休みにお子さんだけを家に残してのお仕事。しかも元気がないと心配ですよね。近年、子どもの夏バテのような症状がとても増えています。筆者のところにも同様のご相談が多く寄せられているので、お気持ちはよく理解できます。

今回は、現代の子どもたちを悩ませる“夏のダルさ”についてお話したいと思います。

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冷たいものは体を疲れさせる!?

肉体疲労、精神的疲労はよく聞かれる言葉かと思いますが、内臓疲労と言う言葉はご存じでしょうか?

もちろん、食べ過ぎによる胃もたれも一種の内臓疲労です。ただし、夏に多い内臓疲労は別モノです。冷たいものばかり口にすることで、冷えて正常に機能しなくなった内臓を正常な体温に戻そうとして、そこに本来は必要ないエネルギーを使うことにより起こる疲労のことを指します。

ご相談者様がフルタイムのお仕事中、小学5年生である上のお子さんは、エアコンの温度設定を自分で変えて、必要以上に室温を下げている可能性があります。冷蔵庫に冷たいジュースや麦茶があって、冷凍庫にアイスクリームがあれば、当然ながら飲み放題食べ放題になってしまうでしょう。加えて、「少しでも食べてほしい」という親心で昼食用に準備されるのが冷たい麺類だったらどうでしょうか。子どもたちは体を内外からひたすら冷やし、体温を上げるためにエネルギーをどんどん消耗することになってしまいます。

内臓疲労は機能を低下させ更なる食欲不振を招きます

内臓疲労が起こると、胃腸の機能低下によって更に食欲がなくなり、あっさりしたものや喉ごしのいい冷たいものを欲しがります。そして、また冷たいものを食べて内臓疲労を悪化させるという負のスパイラルに陥ってしまうのです。

留守中にでもできる対策

まず、アイスクリーム、ジュース類は常備しないこと。麦茶は常温で飲みやすい水筒などで置いておくといいでしょう。昼食は、温めないと食べられないものか、おにぎり・卵焼きのように室温でもお昼までもつようなものを用意しましょう。

子どもは親が準備したものしか食べることができません。最初は食べ残すかもしれませんが、お腹がすいているときに暑い外へおこづかいを持って買いに行くか、家にあるものを食べるかという選択をせまられたら、家にあるものを食べるようになるお子さんが多いようですよ。

【参考文献】
・総務省認証予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会発行

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●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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