シングルマザーの46%が悩む「家計」の現状と打開策4つ

【ママからの相談】
離婚後、1人で子ども2人を育てていますが、毎月家計が苦しい状態です。資格が無く経験が短いこともあり、なかなか条件の良い仕事が見つかりません。今もアルバイトで生計を立てている状況なので、将来がとても不安です。どうしたらいいのでしょうか。


ご質問ありがとうございます。ママファイナンシャルプランナーの木村由香里です。

平成23年度全国母子世帯等調査によると、母子世帯数は123.8万世帯、父子世帯は22.3万世帯(推定値)で、お悩みのトップは、「家計」という調査結果でした。

母子世帯の45.8%が、「家計」に、次いで19.1%が、「仕事」に悩みを抱えているとの結果です。ご質問者様の将来の不安が少しでも解消されるよう、キャリアアップのポイントをお話させていただきたいと思います。

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(1)子育てと仕事の両立が難しい時期

シングルマザーのご家庭の76%は、小学生以下のお子様のいる、子育て真っ最中の世代が中心です。ワークライフバランスが浸透していない日本では、どうしても長時間労働ができる人の方が、効率的で生産性の高い仕事ができる人より採用されがちだったりします。

(2)子どもの成長に合わせてキャリアを積んでいきましょう

シングルマザーのお仕事探しは、お子様のために勤務時間や休日を重視せざるをえません。正社員としての就職が厳しいのが現状です。

今はお給料が低めでも、経験を積むことで、将来のキャリアアップに繋がるお仕事を選択していきましょう。10年後、20年後、30年後の自分の働き方、生き方のビジョンを少しずつ描いていけるといいですね。

同時に、ライフプラン表を作成してみることをオススメします。正確さにこだわる必要はありません。将来の収入と支出のバランスを具体的な数字でみることで、不安が目標に切り替わります。悩みが漠然としている状態では、ますます不安が募る負のスパイラルに陥りがちです。お子様の成長とともに、働くことのできる時間や勉強に充てられる自分の時間も増えていきますので、悲観的になりすぎずにいきましょう。

(3)資格取得制度を利用してみるのも○

シングルマザーの方が就職に有利な資格を取得することを応援する制度を、上手に活用してみるのも手です。

自立支援教育訓練給付金事業

雇用保険の教育訓練給付をもらえる資格がなくても、対象となる講座を修了したら、受講費用の20%(10万円が上限)が支給されます。

高等技能訓練促進費等事業

看護師、助産師、保育士、理学療法士、美容師などの対象資格を取得するために2年以上のカリキュラムを修業し、資格取得が見込まれる場合、2年を上限に月額10万円(住民税非課税世帯)、修了時5万円(住民税非課税世帯)の給付金が支給されます。

今年度からシングルファーザーの方も対象となっています。窓口はお住まいの自治体となりますので、市役所・区役所の子育て支援課や生活支援課に相談してみましょう。

(4)シングルマザー専用シェアハウスも人気

他にもシングルファーザーも入居OKのシェアハウスや、おじいちゃんおばあちゃん世代と共に暮らす多世代型シェアハウスなども、次々と増えてきています。

子育てが、『孤育て』とならないよう、周りを巻き込んで、みんなで子育てができる環境を作り出す一歩も、同時に踏み出しましょう。困ったときは、遠慮なく声を上げましょう。パピマミにもいつでもご相談くださいね。

【参考リンク】
平成23年度全国母子世帯等調査結果報告|厚生労働省

●ライター/木村由香里(ファイナンシャルプランナー)

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