我慢はうつ病のもと!? ママが“口うるさい姑”と上手に付き合うコツ

【ママからのご相談】
先日、家に遊びに来た義母に、「子どものしつけがなっていない」「暗い表情をして、精神を病んでいるんじゃないの」とまで言われました。今は病んでいませんが本当にどうにかなってしまいそうです。夫もかばってくれなくて、何か悔しくて泣きたくなりました。

a ストレスは体外へ出し、義母に対してはこちらが賢くなってうまく立ち回りましょう。

こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

義理のお母さんからの言葉ってきついと感じるものですよね。ご相談者様のお気持ちわかります。嫁という立場上、どうしても下手(したて)に出なくてはいけませんから大変ですよね。

でも、普段から一生懸命に子育てや家事をされているのはご相談者様なのですから、自信を持っていいと思います。

150819sakurai

義母から理由を聞く

「しつけがなっていない」と義母から言われたとのこと。義母は、どうしてそのようなことを言ったのでしょうか。“なぜそう言ったのか”の理由を知れば納得できるところがあるかもしれません。

義母にも言い分があると思います。「嫁が憎くて、いじわるをしたい」と考えていない限り、何らかの理由が存在するものです。義母さんもお孫さんがかわいいから言っているのではないでしょうか。

私の母も義母に苦労をしていました。うちの場合は同居をしていたため、四六時中言われていたのを憶えています。「こんな食べにくいものを作って!」(ハンバーグがメインの食事のとき)や、「すぐに体調を崩すのはおかしい」など散々でした。

でも、母は、「どうしてこんなことを言うのか」と理由を必ず尋ねていました。歩み寄ろうとしたんだと思います。

理由がわかって納得できるところがあれば、義母の意見を取り入れるようにしてみたり、ご相談者様が、「そうじゃない」と思えば、取り入れなくてもいいと思うのです。

今度批判されるような言われ方をしたら、理由を聞いてみましょう。

「暗い表情をして精神を病んでいるんじゃないの」は心配から?

こんな言葉を言われたらカチンときますよね。きっと私も同じ現場にいたら頭にきていたでしょう。でも、一歩下がって考えてみた方がいい言葉でもあります。

相手がご相談者様のことを、「暗い表情をしている」と見ているわけですから、もしかしたら心配をしているのかもしれないということです。うまく優しい言葉をかけられないことってありますよね。もしかしたらいじわるで言っているように見せかけて心配をしているのかもしれません。

24時間休みのない家事育児(仕事を持たれている場合は仕事も)をしているのですから、ストレスがたまってしまい、疲れた顔になってしまうのは、小さい子どものいる家庭ではどこも同じです。

それに義母だってご主人を育ててきたのですから、同じような時期があったと思います。それを思い出して思ったことをそのまま口に出したのかもしれません。

ただ、弱っているときに言われると大きなダメージとしてストレスになってしまいますから、義母さんも気をつけなくてはいけない言葉だったと思います。その場を切り抜けたご相談者様は強い方なのですね。

ストレスを抱えてしまったときは

義母の言葉もそうですが、ご主人がかばってくれなかったりすることも相当ストレスになりますよね。

精神疾患(うつ病・不安障害など)にかかってしまう原因はストレスです。ご相談者様のように義母に言われた言葉や、夫がかばってくれなかった、子育てのイライラなど、さまざまな原因が積もり積もって精神を病んでしまうことにつながります。

だから、ストレスは早い段階で心の外に出してしまうことが大事です。ご相談者様の文面に、「悔しくて泣きたくなりました」とありました。これもストレスを外に出すための方法の1つです。

泣くという行為は、感情を外に出すことができます。泣いた後、すっきりした経験はありませんか?

また、大きな声で叫ぶのも効果的です。「あ~!」と声に出すだけでもかなり違います。車の中で音楽をかけながら、大声で叫んだり、心からの叫びを言えばなおスッキリします。

“泣きたくなったら泣く”、“叫びたかったら叫ぶ”ことがストレス解消になるのです。お子さんが小さいときは、ストレス解消がうまくできないですよね。だから、自宅でできる簡単な方法を実践して、我慢しないでほしいと思います。

夫に気持ちを伝えてみる

ご相談者様は、毎日がんばっておられるのでこういった義母からの言葉や夫の仕打ちが許せないと思っているのだと思います。こういう考えを持っている人は、真面目で、「どうしたらうまくできるか」と、常に向上心を持ってがんばっている傾向が強いです。

きっと、ご相談者様もそうなのでしょう。今、がんばっておられるのですからこれ以上無理をするのではなく、言われた言葉の切り替えをしてみたり、ご主人に、「かばってくれたらうれしい」といった言葉をかけてみることがいいかと思います。

怒りながら文句などを言ってケンカになるより、「○○してほしいな」と優しく言った方がご主人も聞き入れやすいからです。ご主人だって内心は、「悪かったな」と思っているはずですから。

義母は息子と孫がかわいいので、どうしてもお嫁さんに強くあたってしまう傾向にあります。だからといって、嫁が我慢をしなくてはいけないということではありません。

むしろ我慢をするのではなく、より良くするために知恵を借りるくらいに思っていた方が、気が楽になるのではないでしょうか。犬猿の仲みたいに相性が合わない人たちもいます。でも、そこは賢く立ち回る方が無難だと思います。

【参考文献】
・『マンガでわかる心療内科』ゆうきゆう・著

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

あなたにオススメの記事

パピマミをフォローする