友達の家で恥をかく? 子どもに教えるべき“食事マナー”のポイント4つ

【ママからのご相談】
8歳の女の子がいます。先日、お友達のお家に泊まらせてもらいました。その際に、うちの娘のマナーがなってなかったようで、相手のお母様から嫌味を言われてしまいました。「元気なのはいいけど、最低限の食事マナーは身につけないとね」と。食事マナーだなんて、お箸の持ち方以外は特に気にしたことがありません。他に何かあるのでしょうか?

a マナー知らずは一生の損。子どものうちに知っておきたい食事マナーがあります。

こんにちは。ライターのakiです。

食育という言葉がありますが、そのことについて私たちは、食事の中身や内容のことばかりを考えがちです。でも、食事マナーを教えることも立派な食育といえます。

そこで、今回はこれだけは知っておいたほうがよい最低限のマナーについて紹介していきます。

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最低限これは覚えよう! 子どものうちから知っておきたい食事マナー4つ

(1)普段のご飯の配膳知ってますか?

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(配膳の基本/真庭こどもICTネットワークより画像抜粋)

夕飯などの基本的な器の並べ方です。向かって手前左側がご飯で右側がお味噌汁になります。「どちらでもいいんじゃないの?」と思っていたあなた、今日から直すようにしましょう。

日本では古来、左側に重要なものを置く“左上位”という考え方があります。そこから主食のごはんを左に置くという習慣ができあがったのです。ちなみに、主菜(おかずのメイン)は右奥、副菜は左奥になります。これも知っておくといいでしょう。

(2)箸づかいのタブーを知っておこう!

お箸の持ち方と同時に、してはいけない“箸づかい”というものがあります。行儀が悪いだけではなく、一緒に食事をする人たちへ不快な思いをさせてしまいます。基本的なものは以下の通りです。

【行儀の悪い“箸づかい”8つ】
(a)ねぶり箸……何もはさんでない箸を口の中でなめたりしゃぶったりすること
(b)なみだ箸……箸ではさんだものの煮汁などをポタポタたらしながら口に運ぶこと
(c)迷い箸……どれを食べようか迷って料理の上であちこち箸を動かすこと
(d)差し箸……里芋など箸で食べ物をはさまず突き刺して食べること
(e)こじ箸……盛り付けた料理の中を箸でかき分けて探すこと
(f)寄せ箸……箸を使って器を自分の近くに寄せたり動かしたりすること。箸ではなく、手で動かすこと
(g)箸渡し……箸から箸へ食べ物を渡すこと。火葬場でのお骨拾いと同じ動作でタブー
(h)もぎ箸……箸の先についた米粒などを口でもぎ取る。先に汁物で箸先をぬらしておくとそんなことをしなくてもいい

(3)「いただきます」「ごちそうさま」をきちんと言う

最近は、学校の給食で、「いただきます」を言わないところもあると聞きます。理由は、給食のお金を生徒がちゃんと払っているのだから、特に言う必要はないということだそうです。とても違和感を感じます。

「いただきます」の意味をご存じですか? これは料理を作ってくれた人に対してお食事をいただきます、という意味もありますが、それだけではありません。

私たちは普段、肉や魚やサラダや副菜などを食して元気に過ごしています。言い換えれば、動物や魚や野菜の“命”と引き換えに生きているのです。

そういった“命をいただく”ことへの感謝の気持ちが、「いただきます」の本来の意味なのです。「ごちそうさま」も同じです。ですから、何より大事なこの2つの言葉はきちんと毎回言うように心がけたいものです。

(4)他人のお家でご飯をいただく場合のマナー

子どもがお友達のご家庭でご飯をいただくことがあると思います。その際に子どもがやってしまわないよう普段から注意をしたい点があります。

【他人の家で恥をかかないために注意すべきこと5つ】
(a)ひじをついて食べない
(b)くちゃくちゃ音を立てて食べない
(c)「これ嫌い」「これ不味い」などと間違っても言わない。苦手なものは「苦手です」と言葉を選んで伝える
(d)おかわりはお茶碗を両手で持って、「おかわりください」と丁寧に
(e)手の届かないところにあるものは、「お醤油取ってください」などお願いして取ってもらう。ニョキッと遠くまで手を伸ばして取ろうとしない


以上です。マナーを知ると気遣いも身につくと言われています。おいしくお食事をいただくのが一番ですが、マナーを教えることでお子様をステキな子どもに成長させることもできます。

まだまだ細かなマナーはたくさんありますが、まずはこれらのことを身につけるよう日頃から実践なさってみてはいかがでしょうか。

【参考文献】
・『子どもに恥をかかせない食事のマナー』岸朝子/葛桂子・著

【参考リンク】
配膳の基本 | 真庭こどもICTネットワーク

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●ライター/aki(中高英語教員)

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