今さら聞けない!? 親が覚えておきたい「アトピー性皮膚炎」の基礎知識

【ママからのご相談】
3歳になる娘の湿疹がずっと治りません。良くなったり悪くなったりをずっと繰り返していて困っています。アトピーと言われたのですが、名前を知っている程度の認識で正直なところよくわかっていません。

a 慢性的に湿疹を繰り返す、アトピー性皮膚炎について知ろう。

こんにちは、フリーライターの鈴木ハナコです。

実は私も幼少期からアトピー性皮膚炎にかなり悩まされてきました。今回はアトピー性皮膚炎とはどんな病気かを簡単に見ていきましょう。

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アトピー性皮膚炎についての基礎知識4つ

どんな病気?

独立行政法人環境再生保全機構が発行する『ぜん息悪化予防のための小児アトピー性皮膚炎ハンドブック』からの一節をご紹介します。

アトピー性皮膚炎は、「赤くなる」「小さいブツブツができる」「皮がカサカサむける」「皮膚が厚くなる」「かさぶたができる」などといったかゆみのある湿疹が、慢性的によくなったり悪くなったりを繰り返す病気です

とにかくそのかゆみは形容しがたいほど。症状が悪化すればするほどつらくなり、痛みを感じるまでになることもしばしば。かゆさでじっとしていられないということがあるほどです。アトピーのつらさは、症状がある本人しか感じることのできないもので、周りの理解が得られず、なかなか症状が改善しないこともあります。

さらに皮膚症状がひどくなると、周りの目を気にしたり劣等感を抱いたりして、気分まで落ち込んでしまうことも……。

特徴

上記のような皮膚症状が6か月以上慢性的に続くこと、そして、湿疹が左右対称に出ることが特徴です。顔や首、耳の裏がわ、ひじやひざの裏、手首など関節部分や皮膚のくびれ部分に現れることが多く、大人になるにつれて上半身へと湿疹が移っていくことが多いです。

原因

ダニやカビなどのアレルギーにとどまらず、生活習慣、食事、菌、ペット、汗やストレスに至るまでさまざまな要因が重なり合って発症、悪化していきます。

治療方法

基本的にはアトピーの治療を得意とする皮膚科医の下でステロイドをメインとした薬物療法を中心に、スキンケアやアトピーの悪化要因の対策も合わせて進めていきます。

このステロイド治療の他にもさまざまな民間療法があります。とはいえ、その治療法が自分に合っていないと、かえって悪化させてしまったりいつまでも症状が改善しなかったりすることがあります。ですから、医師と相談の上で行うのがベストです。

最後に

アトピーはただの湿疹ではなく、ひどくなると四六時中かゆみが襲う、本当に複雑でつらい病気です。薬による治療の他に、周りの人が協力して住環境などを改善する必要も出てきます。家族で協力しながら治療を進められるといいですね。

【参考文献】
・『ぜん息悪化予防のための小児アトピー性皮膚炎ハンドブック』独立行政法人環境再生保全機構・制作

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●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)

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