教科書に落書きが!? わが子の“イジメ”を察知した親が取るべき行動3つ

【ママからのご相談】
中学1年生の息子がいます。最近、学校からの帰宅が遅くなりました。運動部に入っているので、「(部活の)友達と話してて遅くなる」と、息子は言っています。この前、腕に大きな切傷をつくって帰ってきたときには、「部活でケガをした」と話していました。もともと口数が少ない子ではありますが、話すときに私と目線を合わさないので、本当のことを言っていないように感じます。「まさか、いじめに遭っているのでは……」と、心配しています。自分の子どもが(学校で)いじめられているのではないかと思ったとき、どうすればいいのでしょうか?

a いじめの事実を打ち明けられない子もいます。話しやすい雰囲気づくり、持ち物チェックを!

こんにちは。ママライターのKOUです。

ご相談者さんは、息子さんの態度などから、学校でいじめられているのではないかとご心配されているのですね。

確かに、いじめの問題は後を絶ちませんから、思春期のお子さんに対して敏感になることは決して悪いことではないかと思います。

最近では、岩手県の中学生の少年がいじめを苦に列車に飛び込んで自殺する事故がテレビや新聞などで大きく報道されました。この事案の場合、少年が担任教師との連絡ノートにいじめを訴えていたにもかかわらず、彼の命を救えなかったわけですから、とても悔やまれます。

一方で、いじめられている子の中には、大人にいじめられているという事実さえも打ち明けられないお子さんも少なくありません。打ち明けられない理由をみてみると、

・(大人に打ち明けたことが)いじめっ子に安易に伝わって、仕返しを恐れる
・いじめっ子から口止めされている
・いじめられていること自体を恥ずかしいと感じる
・教師や親に心配を掛けたくない
・自分が我慢をしていれば済むことだと思う

などが挙げられます。

上記のような理由で、お子さんたちが、いじめられている事実を言えないで苦しんでいる可能性はあります。

そこで、お子さんがいじめられているのではないかと感じたとき、私たち大人がどのような行動をとっていけばよいのか。実際にお子さんがいじめに遭った経験を持つママさんからの体験談やご意見に基づいて、3つのアクション(行動)をご紹介します。

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「子どもがいじめを受けている」と感じた親が起こすべきアクション3つ

(1)子どもが話しやすい雰囲気をつくる

『4年生の3学期のころ、娘が急に学校でのことを話したがらなくなったので、様子がおかしいと感じました。夕飯の後にテレビを観ながら、「学校のことを言わないけど、嫌なことあった?」と何気なく聞いたとき、「友達に無視された。遊んでくれない」と打ち明けてくれました。仲が良かったグループの子たちから口をきいてもらえなかったようです。そのグループの1人の保護者の方に直接、学校の状況を尋ねてみましたが、あまり把握されておらず解決にはなりませんでした。ただ、娘も学年が変わりクラス替えで別のお友達と遊ぶようになったので、自然といじめもなくなりました。親が子どもの様子がおかしいと思ったとき、子どもと会話ができるような時間をつくるとよいと思います』(小学5年生女の子ママ/44歳)

(2)子どもの持ち物をチェックする

『息子が何度も泣いて学校から帰宅したとき、誰かにいじめられていると察しました。何が起きたのか全く話してくれず、どう対応したらいいか困っていました。親子といえども、いけない行為だとは思いましたが、息子が寝ているとき、持ち物をチェックしました。学校の教科書に“出ていけ”などの落書きが書いてあったり、ノートも破れていたり……。私の勘が当たりました。ショックでしたが、そこは冷静になって息子と話し合いました。学校側にも相談し、今は落ち着いているようです』(中学2年生男の子ママ/41歳)

(3)学校へ行ってみる

『小学3年生の2学期に、今の学校に転校してきました。息子はなかなか学校になじめず、しばらくお友達もできず、かわいそうでした。3学期になって、何人かお友達ができたようですが、服を泥などで汚して帰ってくるときが続きました。私が、「よく遊んでいるね」と言うと、本人は、「違う」と怒ったように言い返していました。もしかすると、いじめられているのではないかと感じ、担任の先生に電話で尋ねたところ、「遊んでいるだけだと思います」と答えるだけでした。先生の言うことが信頼できず、思い切って放課後に学校へ行ってみることにしました。すると、校庭で息子の頭に砂をかけている男の子が数人……。一瞬、言葉を失いましたが、私が「あなたたち何をやっているの?」と近づくと大急ぎで男の子たちが逃げて行きました。息子も私がいることに驚いた様子でしたが、このことを先生に伝え、注意してもらうようお願いしました。かなり勇気が必要でしたが、自分自身の目で確かめることで、先生への協力を得ることができたと思います』(小学4年生男の子ママ/37歳)


以上、いじめだと感じたときに起こしてみる3つのアクションでした。

ご紹介したママさんたちは、お子さんがいじめを受け、実際に乗り越えることができた方々です。実際、いじめと気づいても、なかなかアクションを起こせず解決できないでいる人も多いかと思います。

もちろん、まずは決めつけないで、本人や先生に“いじめられているかどうか”を確認してください。

【参考文献】
・『子どものこころ百科』東山紘久・著

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●ライター/KOU(ママライター)

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