泣き落としに負けない! 子どもを成長させる「だだこね対処」のポイント

【ママからのご相談】
5歳の女児を持つ母です。娘は、ショッピングモールなどで目当てのものがあると、買ってもらうまで泣き叫びます。他の方の迷惑になると思うので、何とかしようとその場しのぎで物を買い与えてしまう私も悪いのですが、どうすればいいのかわかりません。

a 泣き止ませなくて大丈夫。そのまま泣かせておきましょう。

こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

多くのお母さんたちが、子どもの“だだこね”に手を焼いています(私も同じ目に遭いました)。ご相談者様もそのお一人なのですね。大変な思いをされていると思います。でも、物を買い与えて、子どもの言いなりになってしまうのは、子どもの成長にとって良くないことです。

「泣けば買ってくれる」ということを子どもに学ばせてしまうことになるからです。世の中、全てがそうとは限りませんよね。今からその考えを打破することが必要です。

泣いてワガママを通そうとする場合は、泣かせておきましょう。「泣いても何も手に入らない」ということが分かれば、自然と大泣きしてだだをこねるようなことがなくなります(実体験しました!)。

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“泣いたら得をする”ということを学習させないで!

“泣かせておきましょう”と書きましたが、実際の現場では他の買い物客が見ていますし、親の方が恥ずかしい思いをしたり、「どうにかしなくては」と焦ってしまうと思います。

中には、手をあげて無理矢理連れ去ったり、手を引いて急ぎ足でその場から離れようとする人もいます。でも、これでは大事なことを子どもに教えることができません。

「泣けば買ってもらえる」「泣けば何かしてもらえる」など、“泣いたら得をする”ということを学習させないようにすることが大切なのです。

“泣かせておく”というのはどうなの?

売り場の前で泣き叫んでしまっている場合、そのままにして泣かせておきましょう。確かに他人に迷惑をかけてしまうことになりますし、親にとって恥ずかしいことでもありますよね。でも、親が少し離れたところで我慢することが必要です。

よその人が子どもに、「どうしたの?」と話しかけてくることもあるでしょう。そんなときは、「泣かせてすみません。でも、手を出さないでほしいです」と言えばいいだけなんです。

子どもは疲れたら自然と泣き止み、親の元に来ます。そうしたら優しく声をかけてあげればいいのです。

私の娘も4歳のころはワガママで泣いていました。その場に座り込んで手足をばたつかせたりして、もう恥ずかしいったらなかったです。最初のうちは抱きかかえたりしてその場から連れ去ったりしていました。

でも、「この子のためにならない」と思い、某ショッピングモールのど真ん中で泣き出したときに事を起こしました。

私は少し離れたところから泣き止むのを見守ることにしたんです。途中、すぐに抱きしめて連れ去りたい気持ちに駆られ大変でした。しかし、不思議なもので子どもは数分で泣き止み、こちらに駆け寄ってきました。ひっくひっくした状態でしたが、「お母さんごめんなさい!」と怒鳴るような感じで謝ってきたのを覚えています。

「のど乾いたでしょ。おもちゃは買わないけど一緒にジュースでも飲もっか」と言うと娘は黙ってうなずき、その場を離れることができました。それ以来、だだをこねることはなくなりました。

買い物にきていた他のお客様には大変迷惑をかけてしまうことになってしまいましたが、娘にとっても私自身にとっても勉強することができた数分だったと思います。

感情を出すことは大事。だけど、言いたいことは言葉を使うように仕向ける

「泣けば何かしてもらえる」と思ってしまうと、それはずっと続きます。そうさせないためにも、言いたいことを自分の言葉で“泣かずに言える”ように仕向けることが大切になってきます。

感情を表に出すことはとても大切ですが、“言いたいことは言葉で相手に伝える”ことの大切さを少しずつ教えていきましょう。

プロコーチの田嶋英子さんは、自身の著書の中でこう言っています。

ギャーギャー泣いても、何も手に入らない、ということを学んでもらいましょう

そして、こんなことも言っています。

「言いたいことは泣かずに伝える」。大切な習慣です。自分は言いたいことが言葉で伝えられる。(泣かずに)きちんと伝えれば、人は聞いてくれる。逆にグズグズ言ってもいいことはない。泣いてアピールすることは、効果的ではない。そんな信念を持った子どもに育てましょうね。そのほうがお母さんも楽だしね

確かにその通りなんです。どうしたらいいのか、どんな言葉を使ったらいいのかをお母さんと練習したら、きっとわかってくれるようになります!

私も娘のだだこねに本当に頭を悩ませましたが、思い切って行動して良かったと思っています。親にはきっちり教えなくてはいけないというポイントがあります。ご相談者様も今がその時かもしれません。だだをこねてしまったときこそチャンスと思って、行動してみてください。お子さんのためになることですよ!

【参考文献】
・『子どもの「言わないとやらない!」がなくなる本』田嶋英子・著

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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