危険をしっかり伝えよう! 子どもの熱中症を防ぐ“情報共有”のポイント

【ママからのご相談】
小6と小3の息子の悩みです。夏休みが始まり外遊び(ゲームも外!)を中心に生活しています。外で遊ぶのはいいのですが、熱中症対策をしません。帽子や水分補給グッズを渡しても、玄関に置いたまま出かけるので、熱中症になってしまうのではないかと心配です。

a 子どもと情報共有して、親は“なってしまったとき”の対策を知っておきましょう。

こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

この年齢の男の子って本当に外で遊びたがりますよね。うちの子どもたちも外遊びに泥遊びなど、「やってくれるなぁ~(泣)」という状況です。夏場は熱中症が本当に怖いですよね。そのことを心配されるお気持ちは、とても大切だと思います。しっかり子育てをされて毎日お疲れ様です。「母親として当たり前でしょ」と思われるかもしれませんが、大事なことなんです。

このくらい大きくなっているお子さん(小学生以上)の場合は、お子さんとの情報共有をしておくと、意外と自分で考えて行動することができるようになっていると思います。「水分補給の飲み物は必須だな」といったように気をつけることができるようになります。

ですから、必要なのは、いざというときも親が慌てないよう“熱中症の対処法”を知っておくことです。

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熱中症のカラクリ

熱中症は、環境的要因と身体的要因が重なってしまったときに起こりやすくなってしまうものだということを知っていますでしょうか。

環境的要因……気温が高い・湿度が高い・風通しが悪い・日差しが強いなど
身体的要因……激しく動いて熱を放出・暑い状態に慣れていない・疲れや寝不足など

これら2つが重なると、体温調節機能が狂ったり、体内の水分・塩分バランスが崩れたりします。その結果、『熱中症』が起こってしまうのです。

子どもは身体が発達段階にあるため、どうしてもなりやすくなってしまいます。しかも、具合が悪くても口に出して言わないことが多いです。そのため、気づくのが遅くなってしまい、重症化してしまうケースも少なくありません。年齢が低ければ低いほど注意が必要となります。

相談者様のお子さまも外遊びに出かける際は、塩分を一緒に摂取できるようにスポーツ飲料を持たせることをオススメします。飲みやすいですし、水分補給はとても大事ですからね。ペットボトルを肩から提げるようにできるものなど工夫されたグッズが売られていますので、活用して見てください。

また、「公園で水を飲んだりするから大丈夫!」と考えているお子さんもいるようです。帰って来たときや、外で会ったときに、「何か飲んだ?」と声をかけるようにしてみましょう。

熱中症サインを見逃さずに!

熱中症のサインは人によって違います。しかも、具合が悪かったりしてもなかなか口に出してくれないので、親がサインを見逃さないようにするしかない場合もあります。子どもが小さければ小さいほど、注意が必要となります。

・大量の発汗
・体温が高い
・顔色が悪い
・呼吸や脈が速い
・なんかごろごろしている
・食欲が落ちている
・くちびるがしびれたと訴えている
・吐き気や嘔吐
・普段は好きなことをやろうとしないでぼーっとしている

上記のように、「いつもとちょっと違う」と感じたときは、すぐに対処しましょう。

水分補給はもちろんですが、氷枕で冷やしてあげたり、衣服をゆるいものにしてあげるなどの応急処置が早く身体を正常に戻すことにつながります。

応急処置をしても良くならない場合は、すぐに受診してください。

最新情報を子どもと共有しましょう

「朝、天気予報を見たから大丈夫」と考えているかもしれませんが、あくまでも予報です。現在の情報の方が大切ですから、それをサクッと見られるようにしておくことも大切ではないでしょうか。

夏休みは、子どもたちにとって思いっきり遊べる期間です。それを熱中症なんかで台無しにしてほしくないですよね。

ですから、環境省の『熱中症予防情報サイト』を活用しましょう。スマホからもアクセスできますので、現在いる場所の暑さ指数を見ることができます。さらに、“室内・駐車場・住宅地・子ども”などさまざまな状態での暑さ指数を表示してくれます。子どもの場合、どのくらいの危険度なのかを見ることができますので、遊びに出かける前に何をどのくらい用意したらいいかの目安になってくれます。

お子さんだけで遊びに出る場合も、出かける前にお子さんと一緒に、「これからどのくらい気温が上がるか」「熱中症になりやすいのか」を見てみましょう。これだけでも、「自分で考えて必要な飲み物を持っていく」というような意識が生まれてきます。


小学生のある程度の年齢になると、自己管理力をつけることができるようになってきます。情報の共有をすることで、「じゃあ、どうすればいいのか」ということを考えるようになるのです。

相談者様は、お子さんが熱中症になってしまったときの対処法や、対処グッズを用意しておくことも必要になります。万が一のことを準備して、子どものピンチに即刻対応できるようにしておくことが賢明です。

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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