兄弟でもバラバラ!? 子どもの“利き脳”に合わせた片付けサポート方法

【ママからのご相談】
子どもが2人いる主婦です。次男はきっちり片付けができるタイプですが、長男は全然できません。できるだけ簡単にしてあげようと思って、リビングのクローゼットを改良しています。開ければ学校のグッズが全部そろっているような状態に工夫しています。クローゼットの中の引き出しには学校の制服類入れ、引き出しの上の棚にはランドセルがピッタリ入るスペース、その横には帽子を掛けるフックが付いています。

しかし、長男は朝もダラダラと支度をしていて、いつもギリギリまでパジャマです。ランドセルや帽子も指定の場所があるのに戻すことができません。決して難しい収納方法ではないのに……。何度も厳しくしてみました。できたときは過剰に褒めました。でもダメでした。続きません。今も響いていません。弟ができる分、期待をしすぎているのでしょうか。結局私が全部やってあげているような状態で毎日がストレスです。

a つい気になってしまいますが、それは向き不向きの問題かもしれません。

ご相談ありがとうございます! ライフオーガナイザーの阪口ゆうこです!

“できる・できない”は、人それぞれ。分かってはいるけど気になってしまいますよね。そんなときは、“できる・できない”ではなく“向き・不向き”で考えてみませんか? 弟君には向いていたものの、お兄ちゃんには向いていなかった。そう単純に考えてみるのです。

脳科学者のロジャー・スペリーによる大脳生理学の研究をもとに、能力開発センター所長のネッド・ハーマンによってビジネス向けに開発された『利き脳』という手法があります。

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人には向き不向きがある

人間は利き腕や利き足のように、無意識に右脳と左脳のどちらかを優位に使っています。それを利き脳といいます。人の思考の特性を決めているのがこの利き脳です。そして、利き脳は人のあらゆるアクションに影響を及ぼします。人には人の特性がありタイプがあるのです。

つまり、「兄弟だから」「お兄ちゃんなのに」などという考え方はナンセンスなのです。お兄ちゃんにはお兄ちゃんのやり方・思考タイプがあります。

私の肩書きであるライフオーガナイズでも、利き脳という考え方は重要です。毎日の決まり切った仕事をコツコツこなせるのは左脳優位の特徴です。一方、ひらめきで一気に行動する特徴が見られるのは右脳優位だと言われています。弟さんは前者の左脳優位のタイプで、お兄ちゃんは後者の右脳優位のタイプと考えることができるかもしれません。

片付けにも向き不向きがある!

片付けも利き脳によって向き不向きが分かれるそうです。

クローゼットの扉を開けてさらに引き出しを開けて……この2つのアクションがスムーズにこなせるのは左脳優位のタイプで、アクション数の多さにストレスを感じるのが右脳優位のタイプだと言われています。

ご相談者様が、「このぐらいできて欲しい!」と思っているレベルは、お兄ちゃんにとってのストレスになっているのかもしれませんよ。

解決法は案外簡単?

解決法は案外単純で簡単かもしれません。

例えば、アクション数を減らせばストレスが減るかもしれません。「クローゼットのドアを外してカーテンにしたら解決した!」という方を知っています。あるいは、引き出しの中身が見えることが重要なのかもしれません。「引き出しを透明のケースにしたら扱いやすくなった!」という方もいました。

人には人のやり方があります。ですから、話し合うことが大切です。何にストレスを感じていて何が達成可能なのか、ちゃんとお茶を入れてじっくり話し合うことをオススメします。

片付けは簡単なことではありません。実際片付けに悩んでいらっしゃる方を本当に大勢知っています。

成功の秘訣は、みんなができるやり方を“思いやりを持って”考えることです。家族がストレスなく思いやりを持って暮らせるように祈っています。

【参考文献】
・『ハーマンモデル―個人と組織の価値創造力開発』ネッド・ハーマン・著

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●ライター/阪口ゆうこ(ライフオーガナイザー)

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