夏休みレジャーに注意! 子どもの“水難事故”を防ぐポイント5つ

【パパからのご相談】
5歳の息子がいます。だいぶ体もしっかりしてきたので、夏休みに水遊びに連れていきたいと思っています。何とかなると思っているのに、ママが心配性なので、あまりいい顔をしてくれません。目を離さないこと以外に、なにか注意することがあるのでしょうか?

a 「これなら大丈夫」は厳禁! レジャーだけでなく室内も注意してください。

ご相談ありがとうございます。在宅ワーカーの川中です。

夏休みに水遊び! とっても楽しそうです! きっとお子さんも喜ばれることと思います。相談者さんも楽しみですね。その一方で、ママが心配されているとのこと。

好奇心で生きている子どもは、何をしでかすか、誰にもわかりません。「これぐらい大丈夫だろう」といったことが、思わぬ事故を招いてしまう可能性が、大いにあるのです。

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死亡率が高い子どもの水難事故。特に河川に注意

警察庁が発表している『平成26年中における水難の概況』によると、水にまつわる事故は年代問わず死亡事故につながりがちで、特に中学生以下の子どもの死者・行方不明者のトップが『河川』と全体の52.7%を占める結果となっています。

しかも昨年も、やはり7月から8月の事故が多く発生しており、注意が必要なこともご理解いただけるでしょう。

そして脅威は、水辺のレジャーなどに限りません。子どもは、たったコップ一杯の“鼻と口をおおうだけ”の水で、溺れてしまうことがあります。実際に平成25年の『不慮の事故』による子どもの年齢・原因別の死亡数のデータを見ると、1歳から9歳の子どもで、交通事故に続き2位、3位と高い割合を占めています。自宅などの室内で水の事故が起きているケースも少なくないのです。

海・川で、子どもを事故から守るためのポイント5つ

大切な子どもたちを守れるのは親だけです。そこでまずは、レジャーのときに気を付けるべきポイントを挙げてみました。全身が濡れる可能性のあるレジャーであれば、ライフジャケットを身に着けさせるのも一つの手です。

(1)水遊びに行く場所を大人がよく把握しておく

危険個所はないか、突然深くなったり、水流が急になったりところはないか、などを把握してから遊ばせましょう。

(2)ゆったりとしたスケジュールを組む

大人も子どもも疲れた状態で水遊びをする状況にならないよう、余裕のある計画を立ててください。特に大人はお酒を飲みながら遊ばせたり、睡眠不足の状態で遊ばせたりすることがないように気を付けてください。

(3)体調の悪いとき、天候が悪いときはあきらめも肝心

せっかく遊びに行っても、子どもが楽しみにしすぎて、急に体調が悪くなることも多々あります。炎天下の日であればなおさらです。そんなときは無理に水へ入らず、夏らしい風景を楽しむのも一つの手です。

(4)悪ふざけをさせない

溺れた人のまねをしたり、悪ふざけをしたりときは、たとえ小さな子どもでもしっかり叱りましょう。万が一のときに、またふざけているのかと思われたら、助けてもらえなくなることも……。

(5)絶対に目を離さない

「これぐらい浅ければ大丈夫」「スイミングを習っていて泳げるから大丈夫」というのは、保障になりません。

ほんの一瞬の好きで取り返しがつかないことになることも起こりえます。絶対にひとりで遊ばせることをしないことは大前提で、できれば手を離さないぐらいの気持ちで、遊んであげてください。

「ちょっと目を離したすきに……」で子どもを失わないために

水の事故の脅威は、レジャーだけではありません。水の入った洗濯機、洗面所やトイレ、お風呂の残り水、遊んだあとのビニールプール、水の入ったたらいやバケツですら、重大な事故を起こす可能性があるものです。

少しぐらいなら大丈夫と、子どもから絶対に目を離さないようにしましょう。


消費者庁で発行されている『子どもを事故から守る!プロジェクト』のリーフレットでは、事故のために受診した保護者から聞く言葉の一例として、「夫に子どもを見てもらっていたら……」が挙げられています。

父親だって同じ親なのに、そんなふうに言われてしまう、思われてしまうのはとても悲しいことですよね。“休みの日だから”だけではなく、日常から育児に参加していれば、子どもがどんなことでテンションが上がり、どんな行動をするのか、あらかじめ知ることができますし、行楽地でも冷静に対処することもできます。

日常あってのレジャーです。家族全員が楽しく安全に楽しめるためにも、「なんとかなるさ」はNGです。よくママと話をして、傾向と対策を練ってから、レジャーを満喫してくださいね。

【参考リンク】
水の事故(家の中・周囲) | 日本赤十字社

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●ライター/川中利恵(在宅ワーカー)

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