毒親になってる!? 子どもに悪影響を与える“有害なコントロール“12例

【ママからのご相談】
小学校1年生の娘と年中さんの娘のママです。将来きちんとした人に育ってほしくて、しつけにはうるさいほうだと思います。しかし主人は、「娘に構い過ぎ、口うるさく言い過ぎ」と言います。確かに、上の娘は神経質で自分に自信がないところがあり、私が厳しくしすぎるせいかなと不安になるときもあります。きちんとしつけるということと、行き過ぎたしつけの見極めはどうしたらよいでしょうか?

a 子どもに悪影響を与える“有害なコントロール”をしていないかチェックしてみてください。

ご相談ありがとうございます。フリーライターのパピルスです。

大きくなったときに、周りに迷惑を掛けたり、本人が恥ずかしい思いをしたりしないようにきちんとしつけなければ、という気持ちは子育て中の親であれば多かれ少なかれ持ち合わせているものですね。

しかし、“子どものため”を思っているつもりが、むしろ害となってしまう場合があるのだそうです。今回は、『不幸にする親ー人生を奪われる子供』(ダン・ニューハース著)の中に挙げられている“有害なコントロール12パターン”をご紹介します。

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子どもを追い詰める“親の有害なコントロール”12パターン

親というのは、判断力が未熟で経験が少ない子どもをより良い方向に導こうとするものです。しかし、それがかえって子どもにとって害となるのは、次のような例です。

①子供が何を、いつ、どのように食べるか、指図してばかりいるなど、食事の環境を親の望むようにコントロールしようとする。
②子供の身体に関する事(動作、身体能力、身づくろいなど)についてうるさく言い、あれこれ指示してばかりいる。
③睡眠時間、遊ぶ時間、などについて事細かく管理しようとする。
④子供が友達を作ろうとするといちいち介入して過剰にコントロールしようとする。
⑤子供が自分で決めようとすることをコントロールする。子供が決めたことを後になってから批判したり、笑ったりする。
⑥子供がいつ、どのように発言するかを指図し、自分を異なる意見や質問を禁止する。
⑦子供の心に生まれた感情をコントロールしようとして、否定したりあざ笑ったり、無視したりする。
⑧子供の価値観や好みを親の望むようにコントロールしようとする。
⑨子供を暴力や言葉でいじめたり、脅したりする。
⑩自分の気にいらないことがあると子供に温かさや励ましを与えず、子供の幸せを取り上げてしまう。
⑪ころころ発言が変わり、くどくど分かりにくい言動で子供を混乱させる。
⑫恥ずかしい思いをさせるなど、陰湿な方法で子供の心をコントロールしようとする。

いかがでしょうか? 思い当たるものはありましたでしょうか?

日常的に繰り返されることで有害なコントロールになる場合もある

幼い子どもにはしつけをすることは必要ですし、場合によっては親が子どもをコントロールすることが求められる場面もあります。

“子供を暴力や言葉でいじめたり、脅したりする”については虐待行為ですからもちろん許されるものではありません。しかし、それ以外については『毎日しつこく繰り返されることで有害なコントロールになる』のだと著者は述べています。

こうした有害なコントロールを日常的に繰り返し受けていると、子どもは自分に自信が持てずに自己像が低下し、知的発達や情緒的発達が遅れるなど、多くの弊害があらわれます。

“親を少しでも批判するようなことを考えただけで、親を裏切っているような気分になる”こともあり、大人になってからも問題を引きずる場合があるそうです。

有害なコントロールにならないしつけとは?

では、有害なコントロールにならないしつけの態度とはどういったものでしょうか?

著者は子育てにおいて、してよいことと悪いことについて、適切で一貫した態度を示すが大切だと言っています。また、親が子どもの心をはぐくむ愛情を示し、子どもが自分の体や行動について年相応に判断することを認めること。家庭内にユーモアや笑いがあることの重要性を述べています。

ご相談者様は、きちんとしつけをしたいと考えておられる子育てに熱心なお母様ですね。それ自体が悪いわけではありません。上記の12パターンに当てはまる言動でしつけようとしていないか、この機会に振り返ってみてはいかがでしょうか?

【参考文献】
・『不幸にする親ー人生を奪われる子供』ダン・ニューハース・著

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●ライター/パピルス(フリーライター)

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