心の線引きが重要? “人間関係の疲れ”をなくすためのアドバイス

【女性からのご相談】
酒癖が悪くて困ってます。お酒を飲むと、友達に厳しい言葉を掛けてしまいます。そう言うことを言いたくないので、お酒を飲まないようにしてますが、たまに飲み過ぎます。普段でも、友人や同僚と話す時、何か他の人と違う気がします。例えば、みんなが何気無いことで笑あっていても何が面白いのか分からなかったりしますが、一応その場は笑っています。友達が欲しいわけではないんですが、いろいろそつなく人間関係をこなしたいです。

a 心の境界線を引けば、人間関係での“疲れ”を少なくできます。

こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

ご相談内容から、人間関係にストレスを感じているということが伝わってきました。そのせいでお酒に頼ってしまうことがあるということですね。世の中にはたくさんの人がいます。自分と同じ考えを持っている人なんてそんなにたくさんいるわけではありません。相談者様は、おもしろくない話の中でも、場の雰囲気を考慮するという方法を無意識のうちにされているようですね。これは素晴らしいことだと思います。

とても上手に人との接し方をされていると思いますので、心の持ち方を少しだけ動かして、人間関係で感じる“疲れ”を少なくしていきましょう。

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“孤独”は、ストレスの大きな原因になります

人と話をしないでいる時間が長いと、強い孤独感を感じるためストレスになります。それが原因となって、お酒をつい多く飲み過ぎてしまうことになったり、お酒の力を借りて普段言えないようなことを言ってしまう人も少なからずいます。

相談者様は、「お酒を飲み過ぎてしまうことがある」と自覚されているようですし、「お酒を飲むと、友達に厳しい言葉を掛けてしまいます」というように自己分析をしっかりされていますね。そのために気をつけていることはとても良いことです。

普段から孤独な気持ちを抱えないようにするために、誰かと話をする(電話やメールでもいいです)ことを心がけてみましょう。

「自分は自分なんだ」ということを知りましょう

人と意見が違うことで、不安な気持ちになったりすることがありませんか?

自分と人との価値観は、まったく同じであるなんてことはありません。周囲と違うことで動揺してしまったり、居心地が悪くなったりすることもあるかもしれません。でも、「自分は自分なんだ」ということを知っておいて欲しいと思います。

目に見えない境界線で自分を守りましょう

自分の価値観や考え方を守るために、心の中で相手との間に境界線を引くことが大切です。相手には相手の考え方がありますし、相談者様には相談者様の考え方があります。

お互いが相手の意見や考え方に侵入して荒らしたりしないようにするため、見えない境界線が必要です。相手がいろいろ言ってきたとしても、「自分は自分」と考えることで守ることができますし、逆に相手の意見を取り入れたりすることもできます。

心の中の境界線ですから目に見えることはありませんし、極端に孤独になってしまうこともないでしょう。境界線は、自分を守ることと同時に、相手を尊重することができますから、相手の意見に惑わされず、人間関係をうまく築いていくことができるようになります。


「人間関係をそつなくこなさなくてはいけない」という固定観念に縛られてしまうと、それもまたストレスとなってしまいます。「自分は自分」という考え方を大切にして、相談者様自身を肯定するようにしてみてください。

人との接し方を上手にされていますので、自分を卑下したりせず、大事にしていきましょう。

精神科医の明橋大二先生は、「自己肯定感が、自分をつくる土台となります」とよくおっしゃっています。自分のことを否定しないでいてくださいね。

【参考文献】
・『この子はこの子でいいんだ。私は私でいいんだ―これで、子どもの未来が輝く』明橋大二・著

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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