「3」の概念がカギ!? 幼児にモノの数え方を理解させるコツ

【ママからのご相談】
うちの子は4歳男児。高齢出産だったので、夫婦そろって甘やかしてしまいます。幼稚園のお友達はもう数を数えられるのに、うちの子は2までしか数えられません。それ以上は、「いっぱい」。これから先の勉強、ついていけるか不安です。

a 数の概念は3が山なんです。3を乗り越えたら、ものの数がわかります。

こんにちは、子育て中のライター、鈴木あいです。

数を数えるのが苦手な子、たくさんいますよ! 2以上になると、「いっぱい!」わが子も、そう言っていました。

おもちゃを並べて、「いーち、にー」そこまではわかるのに、「さーん……」からは、数える声と手元の数え方がめちゃくちゃに……。挙げ句の果てに、「ろーく、はーち、ごー……」

1から10まで言えるのに、実践的に数えながらだと分からなくなっちゃう。正直、イラッとしてしまうこともありましたが、この話を聞いてから気長に待てるようになりました。

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数字の壁は3。それが分かれば他の数も大丈夫

数を口頭で言えても、それは“ことば”の暗唱にすぎません。“ことばの暗唱”と“数を数える”作業は別物です。

書いてしまうと当たり前のことですが、つい、「言葉で数えられるんだから、目の前のおもちゃの人形が何個か分かるでしょう! 声と手を一緒に動かしてみなさい」と、思ってしまいます。しかし、幼児にとってはその行動すら複雑なのです。

発達心理学者の研究では、3を理解することで、やっと“数”を理解すると言われています。そもそも、子どもは物の大きさ、長さ、多さは理解していても、“数”という存在の概念や定義を理解していません。

暗唱での“3”と数字の“3”。目の前に存在している物体の“3”と一致するまで、しばらく時間がかかるのだそうです。さらに、数える練習に、おもちゃを使用した場合、「これはヒーローの人形、1とか2じゃない」と、純粋ゆえの葛藤が起きているんですって。

私たち大人は、無意識のうちにこれらを同時に処理していますが、よく考えたら複雑な工程を経ています。

また、幼児は“3”の概念をクリアして直線状に並んだものを数える処理能力を得ても、バラバラに置かれたものの数を数える処理能力とは別物なので、ここでも1つの山を迎えるかもしれません。

子どもにとっては、「これ、いままでの数える形と違う……バラバラだから数えられない」となってしまうのです。

どうやって勉強すべきか

“慌てない”がモットーな筆者ですが、遊びの中で覚えていくことがあるなら、どんどん遊べと思っています。

数を覚えるために教材を使うのもOKだし、体を動かしながら覚えるのもOKだと思います。どうせ物を使って数を数える練習をするなら、紙粘土で数字をかたどった特製数字人形を作って、数字の形と数を理解してもらうのも有効かなと考えます。また、手をつないで、「1回ジャンプ!」ぴょん、「2回ジャンプ!」ぴょんぴょんと、数えながら跳ねたり。

まずは“3”の壁を乗り越えることを目標にしましょう。あまりせっつくと、子どもは嫌になってしまうので、ご機嫌をうかがいながらお勉強しましょうね!

【参考リンク】
子どもの「数」理解 | 天白子ネット

【関連コラム】
脱・読み聞かせ! 子どもが“一人で読書”できるように接するコツ3つ

●ライター/鈴木あい(ママライター)

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