家事の間だけならOK!? 子どもにテレビやDVDを見せる時のポイント

【ママからのご相談】
3歳の子どもを持つ母です。共働きで時間がないため、子どもにDVDやTVを見させている間に家事をしています。先日義母に知られてしまい、小言を言われてしまいました。よくないことだと分かっていますが、子どもが寄ってきて家事ができません。

a 時間を決めて、内容を吟味したものを見せるのであれば問題はありません。

こんにちは。メンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

共働きで、お子さんがいる場合は家事がしにくいですよね。それでTVやDVDに頼ってしまうこともあります。私もそうでしたが、世の中のお母さん達はこの方法を活用しています。決して悪いことではありませんので、どうか落ち込まないでいただきたいと思います。

ただし、だらだら見せてしまって気がついたら何時間も! なんてことはいけません。時間を決めて、見せるものの内容を吟味することが大切なポイントになります。

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時間を決めてダラダラ見せない

食事の支度をしているときだけ、お着替えの時間だけというような形で時間を決めて見せることが必要です。だらだらと長時間見せてしまうようなことはやめましょう。

お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授の菅原ますみさんは“日経デュアル”の中で、

視聴時間の長さと子どもの影響について、テレビの視聴時間が乳幼児の発達に及ぼすという大きな影響は、今のところ認められていません

と言っています。

しかし、こうも言っています。

発達心理学の研究で分かっているのですが、乳幼児の発達に大きな影響を与えるのは、絵本読みや外遊びを通した人とのコミュニケーションです

TVやDVDを長く見させるぐらいだったら、その時間を短くして読み聞かせをしてあげた方が子どもの成長のためにはいいということになります。そのことは、育児本や乳幼児検診などでも聞いたことがあるでしょう。何でも過多になってしまわないように親が気をつけてあげることが大切です。

見せるTVやDVDの内容は吟味する

何を見せてもいいと言うわけではありません。見せるものの内容を考え、吟味することが大切です。親子や友達との絆を描いたものなどの心の成長に役立つ内容のものを選んだり、踊ったり歌ったりするような教育番組のものを録画しておいて、童謡をたくさん聴かせることもいいですね。踊りが入ることで体を動かすことだってできます。

また、ディズニーものなどは、心の育成に役立つものが多いですね。このようにTVやDVDを見せるときは、内容を吟味していいものを見せることが、お子さんのプラスになるということを考えましょう。

親子でのコミュニケーションのツールにしましょう

TVやDVDを見せたら、「おもしろかった?」などと親子のコミュニケーションのネタになります。「どんなふうにおもしろかったのか」「どんなものが出てきたのか」と質問したりすると、最初は一言くらいしか返ってきませんが、年齢を重ねるごとに話し方が上手になっていきます。

私も仕事を持っていましたので、教育番組を録画しておいたものやDVDに頼ってしまうことがありました。ただ見させておくのではなく、「どんなお歌、歌ってた?」など話をするようにしたんです。そうしたら、話がどんどん上手になっていきましたし、「今度ママも一緒にみようよ!」となりました。

プラスに考えることも大事

何でも良くないことばかりに視点を置いたら、何にもできなくなってしまいます。ですから、時間を決めて見せること、内容をいいものにすることの2点だけに気をつけるようにして、働くママの味方として活用しましょう。

ご相談者様は、仕事も家事も育児もされていて、本当にがんばっておられると思います。だから、無理にやめようとするのではなく、プラスな面を活用するようにして、子育てもっと楽しくするために必要なものと考えてみてはいかがでしょうか。

義母さんの指摘は痛いですよね。「じゃあ面倒見てよ」と逆に腹が立ってしまうこともあります。でも、お子さんを育てていらっしゃるのはご相談者様です。

いちいち説明しても揚げ足を取ってきたりしますし、かわいいお嫁さんでいた方が得であるので、その場は説明したりせずに、素直に、「今後気をつけます」程度にしておきましょう。そうすれば、お互いその場だけで済みますから、それ以上嫌な感じにはならないはずです。

【参考文献】
・『最新版 0~6才のしつけ百科』菅原ますみ・著

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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