うつ病にそっくり!? 精神が不安定になる「副腎疲労」の症状3ステージ

【男性からのご相談】
今年4月に昇進をしました。最近、疲労感が強く、朝なかなか起きられません。以前は始業の1時間前に出社していたのが、今では10分前が精一杯。イライラしたり、急に落ち込んだりと自分でも訳が分かりません。心療内科はあまり行きたくありません。他に何か原因として考えられることはありますか?

a 副腎の疲労から、うつ病のような状態になることがあります。

ご相談ありがとうございます。健康管理士のSAYURIです。

ご相談者様は慢性の疲労感や気分のムラなどから、うつ病ではと不安になられているご様子。確かにうつ病の可能性も完全に否定はできませんが、副腎の疲れから同じような症状が起こるケースもあります。

今回は、副腎疲労の症状と対策をご紹介したいと思います。

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副腎の働きとは

副腎とは腎臓の上にある、重さわずか5g程度の小さな臓器で、ストレスなどから体を守るホルモンを出すという大きな働きを持っています。

副腎が分泌するホルモンの代表として挙げられるのは、“抗ストレスホルモン”と言われるコルチゾールです。コルチゾールはストレスを感じた瞬間に分泌され、血液によって全身に運ばれます。

副腎疲労の3ステップ

第1段階

強いストレス状態に陥ると、初期の段階ではコルチゾールが過剰に分泌されるために休んだつもりでも疲れが取れず、気分の浮き沈みが激しくなることがあります。しかし、この段階ではまだ無理やりやる気スイッチを押せば、なんとか仕事はできる状態です。

第2段階

ストレス状態が続くと、副腎はどんどんコルチゾールを生産し続けなければならなくなります。こうなると、副腎の疲れによるコルチゾールの生産能力低下が起こります。コルチゾールの分泌量が少なくなると、今度はさらにストレスを感じやすくなってしまうといった悪循環が始まってしまいます。

第3段階

完全に副腎疲労の状態になってしまうと、突然倒れてしまったり、朝、起き上がることができなくなったり、うつ病のような状態になったりすることもあります。

お酒ではストレスの発散はできません!

「ストレス解消には、アルコールを飲む!」という人も少なくないとは思いますが、アルコールを飲んで騒ぐ、愚痴を言うなどといった行為は、逆に体にストレスを与えてしまいます。

まずは、しっかりと睡眠を取ること。外食が多い場合でも定食を選ぶなどして、バランスのいい食生活を心掛けるなど基本中の基本といった生活習慣の見直しが大切です。


コルチゾールの分泌量は血液検査で分かります。病院で検査を受けた上で、十分な対策をとってくださいね。

【参考文献】
・総務省認証予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会発行

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●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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