褒めることも忘れずに! 子どもを“上手に叱る”ポイント7つ

【ママからのご相談】
3歳になったばかりの息子がいます。子どもへの叱り方、しつけについて悩んでいます。来年から幼稚園で親から離れる時間も増えてきます。その前にある程度のしつけはしておきたいと思うのですが、「叱りすぎるのも子どもにとって良くないのでは?」という思いもあります。子どもを叱るときのコツがあれば、教えてください。

a 叱るべきとき、叱り方のポイントをおさえて上手にしつけをしましょう。

ご相談ありがとうございます。ベビーマッサージ講師のfurahaです。

「しつけはしたいけど、どれくらい叱るべきか?」子育て中のママであれば、一度は悩まれるところだと思います。

もちろん、必要なときに叱ることは子育てにおいてとても重要なこと! ですが、大人と同じ判断力や知識がない子どもに対して、大人目線で叱ってしまうのも良くありません。

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どういうときに子どもを叱るべきか

では、どういうときに叱るべきなのでしょうか。書籍『子どものしかり方がわかる本』によると、絶対に叱る必要があるシーンは次の2つだそうです。

①自分や他人の命にかかわること、危険なこと
②他人に迷惑や危害を加えること

ママからすると、叱りたいシーンは日常生活の中でもっとたくさんあるでしょう。でも、特にお子様の年齢が低い場合、何でもかんでも叱ったところで、理由がわからずに逆効果となる場合もあります。

子どものことを考えた上手な叱り方のポイント7つ!

では、子どもを叱るとき、どうやって叱るのがいいのでしょうか。叱る際に注意すべきポイントを以下にまとめました。

(1)子どもの人格そのものを否定する叱り方はしない

叱るときは、「○○したらいけないよ!」と注意したい行動に対してだけ叱るようにしましょう。「○○するなんて悪い子!」と子どもの人格を否定したり、「そんな子、もう知らない!」と子どもを突き放す言葉は使わないように!

(2)叱るとき感情的にならない

感情的になって怒鳴ったり、叩いたりすることは、子どもに大きなストレスを与えることにつながります。ママは叱っているつもりでも、子どもからしたら、「ママが興奮して何か言っているだけ」「なぜそんなに叱られているのかわからない……」という場合がほとんどです。

(3)くどくどいつまでも叱り続けない

長時間叱られていると、子どもはそもそもなぜ叱られているのかがわからなくなってきます。注意したいことだけを簡潔にわかりやすく、短時間で叱るようにしましょう。

(4)他人と比べて叱らない

ついついお友達を引き合いに出して、「○○ちゃんは○○できるのに!」と言ってしてしまいがちですが、他人と比較されることで、子どもは自分自身を否定されている気持ちになったり、ひがんでしまう可能性があります。

(5)具体的に理由を添えて叱る

「ダメ!」と言われるだけだと、子どもは何がいけないのか、何に対して叱られているのか全くわかりません。叱るときは必ず、「○○だから、○○したらいけないよ!」と何がいけないのか、なぜそれがいけないのかを子どもが理解できるように叱りましょう。

(6)共感してから叱る

頭ごなしに否定するばかりでなく、時には子どもの気持ちを肯定してから叱ることも必要です。まずは、冷静になって子どもの言い分を聞くことも忘れずに。

(7)否定的な言い方をしない

叱る際は、「どうして○○できないの?」という言い方をするのではなく、「○○できるようになるにはどうしたらいいかな?」というように、ポジティブな表現に変えてみましょう。

子どもは否定的な言い方をされると、「このあとママに叱られるな。嫌だな」というマイナスの感情を持つだけです。ポジティブな言い方に変えることで、子どもが自分で考える力が身に付いていきます。

“叱る”だけでなく“褒める”ことも忘れずに!

ここまで、子どもの叱り方について見てきましたが、実は叱り方と同じくらいママたちに意識してもらいたいことがあります。

それは、子どもの褒め方! なぜなら、褒め方が上手になれば、それだけ子どもを叱ることも減ってくるからです。

まず、以前注意したことができるようになったときは、しっかりと褒めてあげましょう。それだけでなく、日頃から子どもができるようになったことや頑張っていることを見つけて褒めるようにしましょう。

「少しお片付けができるようになった」「お友達にオモチャを貸してあげられた」「前よりも落ち着いて食事ができるようになった」など。ささいなことでいいのです。子どもは褒められることで、「ママに認められている」と自信がつき、「次も頑張ろう」「もっともっと自分でやろう」という気持ちになります。

書籍『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方』には、“叱る”と“褒める”それぞれについて次のように書かれています。

“叱る”とは、

子どもに腹を立てることではなく、子どもが、自分も他人も大切にできるように、1つずつ教えていくこと

“褒める”とは、

子どもを評価することではなく、子どものがんばり、成長を見つけて、その喜びを伝えていくこと

“叱る”ばかりだと、ママに言われないと何もできない子どもになってしまうかもしれないし、自分のことを否定された気持ちになるかもしれません。そこに、“褒める”を足すことで、子どもの人格を大切にしている気持ちを伝えることができ、子どものやる気や自信も育ててあげることができます。

“叱る”と“褒める”を、バランスよく育児に取り入れることは、上手にしつけをする秘訣かもしれませんね。

【参考文献】
・『子どものしかり方がわかる本』コモ編集部・編
・『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方』明橋大二・著

●ライター/furaha(ベビーマッサージ講師)

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