煎じて飲むってホント? 保管していた「へその緒」の扱い方3例

【ママからのご相談】
中学生の娘のママです。先日、大掃除をしていたら、結婚するときに母が持たせてくれた私のへその緒が出てきました。娘のへその緒も大切に保管していますが、へその緒ってどうしたらいいのでしょうか?

a へその緒をどうするかは地域差がありますが、病のときに煎じて飲むこともあるようです。

こんにちは。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。

へその緒はママと赤ちゃんをつないでいた大切な証ですよね。最近ではへその緒をもらえない産院もあるようですが、桐の箱に入れて保管しているという人も多いのではないでしょうか。

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へその緒は昔から保管する風習があった

民俗学研究家の関眞由子氏によると、昭和10~20年代ごろまで、へその緒には特別な力があると信じられていました。そのため、桐の箱などに入れて保管していたという報告があります。この習わしが現代でも続いていると言えます。

へその緒を大切に管理したその後は……?

地域差があるようですが、よく知られている方法を3つご紹介いたします。

(1)煎じて飲ませる

一生に一度、命にかかわる病気にかかった場合に、へその緒を煎じて飲ませるとよいとされているようです。

(2)母親が亡くなったときに棺に入れる

地域によって考え方は異なると思いますが、へその緒は母親の所有物とされている地域があります。そのため、母親が亡くなったときに棺に入れると言います。棺に入れられたへその緒は、「エンマ様の裁きを受けるときに見せると、現世で犯した罪が免除される」という説や、「四十九日の日に天へ召されるときに見せる」という説があるようです。

(3)自分が死んだときに棺に入れてもらう

「へその緒は自分とお母さんをつないでいたものだから、持っていけばあの世で迷わずお母さんに会える」という言い伝えがあるそうです。

亡くなっている方のへその緒

既に亡くなっている方のへその緒は、故人のお墓の脇の土中に埋める方法、また神社に納めて、おたき上げをしてもらうという方法、お正月のどんど焼きで、天へ煙として送る方法などがあります。


時々、お子さんにへその緒を見せてあげながら、妊娠中や出産時のお話をしてあげるのもよいと思います。今回ご紹介した方法を、参考にしていただけると幸いです。

【参考リンク】
産の忌みを中心とした出産の儀礼・習俗について | 徳島県立図書館

●ライター/澤田真美子(整理収納アドバイザー)

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