体中にシミが! 妊娠中に起こりやすい“肌荒れ”の原因とは

【ママからのご相談】
妊娠してからというもの、自分の体のさまざまな変化に戸惑っています。挙げればキリがないのですが、まずはお腹や太ももの外側の皮膚がひび割れたようなシミができました。それに、乳輪も黒ずんできましたし、頬にシミが一気にできてしまいました。妊娠はうれしいのですが、こんなに体に変化があるのかと正直戸惑っています。これは普通のことなのでしょうか。

a 妊娠中に肌荒れが起きるのはよくあることです。

こんにちは。どっふぃーです。ご相談ありがとうございます。

妊娠はとても喜ばしいことですが、体の変化に戸惑ってしまうという声は多数聞こえてきます。私自身も髪の毛が抜けたり、肌荒れがひどくなったりと戸惑うことが多かったです。

そんな産前に起こるマイナートラブルも、原因を知っておくと不安感が少しは薄れると思いますよ。

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妊娠すると、ホルモンバランスが崩れてしまう

妊娠をすると、体内ではホルモンバランスの変化が起こります。これは、胎盤から分泌されるホルモンの作用によるものです。

例として胎盤についてご説明すると、母体の甲状腺を刺激するホルモンが分泌され、この影響で母体の甲状腺が活性化されます。その結果、大量の甲状腺ホルモンが分泌されます。このように甲状腺の働きが活発になると、心拍数が上がったり、動悸を感じたりするようになります。

発汗量の増加や感情の浮き沈みも、このホルモンバランスのせいだと言われており、赤ちゃんを迎えるにあたって女性の体は見えない部分から大きく変化しているということがわかります。

肌荒れは、代表的な妊娠時のマイナートラブル

頬にシミが一気にできてしまったとのことでしたが、それも胎盤から出されるホルモンの影響によるもので、『妊娠黒皮症』と呼ばれるそうです。また、乳頭周辺がや乳輪が黒くなってしまうのも同じです。

胎盤から分泌されるホルモンがメラニン細胞といわれる茶褐色のメラニン色素を作る細胞を刺激してしまうために引き起こされると考えられています。ピンク色の妊娠線が腹部や臀部など、比較的皮膚の柔らかい場所にできることがあります。

この変化は、子宮の急激な成長と副腎ホルモンの分泌増加によるものであり、臀部や太ももにも現れるのは比較的体重の増加が大きかった人に多いといわれているそうです。

経産婦にしかない、妊娠出産を経た“勲章”

体と心の変化には、自分でも戸惑ってしまうことがたくさんあると思います。でもそれは、妊娠を経験した人でなければ味わうことのできない大変貴重で神秘的なこと。

体の変化は、うれしくないことのように思うかもしれませんが、経験したトラブルこそが母になるために耐えた勲章のひとつひとつとなるのです。どんな変化にも自信と誇りを持って、自分の体を受け入れてあげてくださいね。

【参考リンク】
妊娠中の体の変化 | メルクマニュアル医学百科 家庭版(MSD)

●ライター/どっふぃー(船舶料理士)

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