断乳は○か月がベスト? 子どもをスムーズに離乳食へ移行させるコツ5つ

【ママからのご相談】
9か月の娘がいますが、離乳食を食べてくれなくて困っています。母乳をやめたら離乳食をちゃんと食べると聞いていたのですが、食べてくれません。母乳をやめるきっかけは、どのタイミングなのでしょうか? 教えてください。離乳食をあげるときは、椅子に座ってくれないので、床にお皿を置いて遊びながら食べさせています。

a 赤ちゃんでも“離乳食に飽きる”時期がある! 食べやすい味付けや形に進化させよう!

ご相談をいただき、どうもありがとうございます。女性の働きスタイル研究家のアボカドチョコです。

ご相談者様がせっかく作った離乳食を食べてくれないなんて、母親としては何とも言えない気持ちになりますよね。また、“母乳をやめるきっかけ”と“タイミング”を迷っていらっしゃるとのこと。わが家の場合は、生後半年くらいで、「えいっ!」と混合母乳をやめて離乳食に移行し、離乳食を食べない日は母乳やミルクをあげるといった具合で進めました。

しかし、離乳食にする時期はお子さんによってかなり違うようです。ある年配の女優さんは、子どもが3歳になるまで母乳だけで育てたそう。母乳がずっとたっぷり出ていたということでしょう。素人的に考えると、「赤ちゃんにとって、母乳の方がずっとおいしいのかな?」と思ってしまいますが、そうも言っていられないので、離乳食を食べてもらうためのポイントを5つあげてみます。

150608avokado

離乳食を食べやすくするポイント5つ

(1)離乳食をあげる前は、おなかを空かせた状態に

当たり前のようですが、離乳食を食べる前に、母乳をあげてしまうとお腹がいっぱいになってしまいます。母乳を欲しがってもあげないで、離乳食のおかゆを先にあげてみましょう。書籍『はじめての育児』には、

離乳食を始めたころは、栄養の大半はまだミルクや母乳からとっています。食後のおっぱいは好きなだけ飲ませてください

と書かれています。おっぱいは、あくまでも“食後”に与えるのがポイントのようですね。

(2)魚をすったものなど、少し塩味が付いている食材と一緒にあげる

離乳食を始めて9~11か月くらいは、ちょうど“離乳食に飽きてしまう”時期。『はじめての育児』によれば、

遊んでばかりで食べない、好き嫌いが出てきた、などの悩みが増えるころ。

手づかみで食べやすい形にしたり、味付けの工夫でマンネリを解消すると良いでしょう。また、

離乳食をそのままの味で赤ちゃんがよく食べるのなら、まだ味付けはしなくていいのですが、食がすすまない時などは、ほんの少し味付けするとおいしくなって食欲が増すことも。8カ月頃から、そろそろ少量の調味料を使ってもかまいません

とあります。白身魚など、少し塩味が付いているものを混ぜるとおいしくなるかもしれませんね。

(3)離乳食をあげるとき、ママも一緒にご飯を食べる。「食事は楽しい!」という感覚を

“食事の時間である”ということや、“ママもおいしそうに食べている”という雰囲気作りも心掛けます。

(4)離乳食をあげる時間は、毎日同じように。規則正しく

食事の時間も規則正しく、なんて大人みたいですね。お腹が空く時間も計算した、リズムのある生活が良いようです。

(5)椅子に座らないなら、“抱っこ”で食べさせても良い

椅子を好まないのであれば、パパ・ママのひざに赤ちゃんを座らせ、腕で赤ちゃんの背中を支える姿勢で食べさせても良いそうですよ(『はじめての育児』より)。食べやすい姿勢になるよう、調整します。

母乳をやめるタイミングは?

さて、ご相談者様が悩まれている“母乳をやめるタイミング”についてですが、『はじめての育児』には、

2歳ごろを目安に、赤ちゃんのようすを見ながらママがやめどきを決めていけばよいでしょう

と書かれています。

また、あかね助産院の奥田朱美院長は、『全く離乳食が進まない子は、10か月頃で断乳すると良いでしょう。また、1度断乳をすると決めたら、断固として断乳を実行するようにしましょう』と述べられています。

ご相談者様の相談文からは、「はやく母乳から離乳食に移行しなくちゃ!」と母として焦るような、真剣な気持ちが伝わってきます! 母子手帳にも生後6~7か月の欄に、「離乳食を始めましたか?」なんていう質問が書いてありますからね。

しかし、客観的に見ると、「半年くらいの差は、大人になってしまえば、それほど大きくないのでは?」と思えるのは、私がきっと他人だからでしょう。私たちは少子化時代に生き、マニュアルを見ながら“標準的な子育て”を必死で追いかけています。

先に記した女優さんのように、3歳まで完全母乳だけで育てた人もいるくらいですから、9か月ならまだまだ母乳が中心でも大丈夫なのかもしれません。「いろいろな方法を試せば、そのうち何とかなるだろう」と思っても大丈夫かもしれませんよ。何かのきっかけで、離乳食が進むといいですね。

【参考文献】
・『はじめての育児』細谷亮太・監修

【参考リンク】
断乳 | あかね助産院

●ライター/アボカドチョコ(女性の働きスタイル研究家)

あなたにオススメの記事

パピマミをフォローする