友達を失うことも? 子どもが「インターネット依存症」かを知る方法

【ママからのご相談】
高校生の息子が、ずっとインターネットを行っています。成績も低下気味ですし、友人関係も希薄になっているようで、とても不安です。「こんなことなら、パソコンを買い与えるのではなかった」とすら思います。1日に数時間以上もインターネットに没頭していて、息子がインターネット依存症ではないか心配です。その診断基準を教えてください。

a インターネット依存症の診断に使用されるテストがあります。

こんにちは、健康ライターの鍋谷萌子です。

インターネットというのはとても有益なものであり、また同時にとても面白いものです。クリック一つで世界中のあらゆる情報を手に入れることができますし、関連度の高い話題として表示されるリンクを次から次へとクリックしていくことで、さらに興味深い情報を手に入れることができます。

しかし、このように、有益で面白いものであるからこそ、それに依存してしまう人がいるのも事実です。そのため、インターネット依存症かどうかを判断するためのテスト項目が作られました。

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インターネット依存症のテスト項目とは

アメリカのKimberly Young博士によって開発された『インターネット依存度テスト』には、全20の診断項目があります。

その中心となるのは、

・自分で自制できないほどの長い時間をインターネットに費やしてしまう
・インターネットに没頭するあまり、リアルな人間関係に亀裂が生じている
・インターネットによって、仕事や勉強に支障が起きている
・インターネットに費やす時間を聞かれたとき、ごまかそうとしてしまう
・常にインターネットのことを考えている

といったものです。

これらは単純に、「どれか1つにあてはまったら即インターネット依存症と診断される」というものではなく、点数によって決められます。しかし息子さんの場合、

・長時間没頭している
・友人関係が希薄になっている
・勉強がおろそかになっている

という点から、危険性は高いと思われます。

依存症かどうかは“時間”では判断できない

ただ、インターネット依存症かどうかの判断は、単純に“インターネットをしている時間”でははかれないのも確かです。仕事などでインターネットを使っている人の場合は、そうでない人に比べて、インターネットに費やす時間はずっと長くなります。

たとえば、私自身がそうです。私はフリーのライターですが、朝の10時から夜の22時近くまで、パソコンはつけっぱなしです。そのため、中国では、『仕事や勉強のような理由以外の(余暇の目的で)6時間以上の使用』が1つの判断基準となっています。


アルコールにしろニコチンにしろインターネットにしろ、“依存症”はその人の人生だけでなく、周りの人間の人生まで壊してしまいかねません。早めに専門施設へ受診し、対策を講じることをおすすめします。

【参考リンク】
ネット依存のスクリーニングテスト | 久里浜医療センター

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●ライター/鍋谷萌子(フードアナリスト)

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