成績も体調も悪化!? 子どもの文房具選びに“安物”がダメな理由3つ

【ママからのご相談】
小学生4年生の息子をもつ母親です。コンパスや三角定規、分度器など算数で使う文房具を用意しなければなりません。100円ショップでそろえようと思ったのですが、通っている塾では、「100円ショップのものはすぐ壊れるので禁止」と言われてしまいました。安くても大切に使えば壊れないと思いますし、小学生の文房具にいちいち高いお金を払うのもばからしい気がします。どう思われますか?

a 安くても上質なものもありますが、文房具ひとつで成績が変わることもありますので選ぶ際は注意が必要です。

ご相談ありがとうございます。ライターのakiです。

確かに100円ショップの文房具でも上質なもの、使い勝手のいいものはたくさん売られています。ただ、やはり一方で、値段の安さに比例して壊れやすいものも少なくないです。また、壊れやすいという理由以外でも小中学生のお子様が使われる文房具に関しては、いろいろと注意を払ったほうがいい場合があるのです。

今回は、そのあたりに焦点を絞って、文房具を選ぶ際のポイントをまとめてみました。

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文房具を選ぶ際に注意したいポイント3つ

(1)質のいいコンパスを使うと理系脳が養われる

西村則康氏の著書『御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える 頭のいい子の育て方』によれば、子どもに与えるコンパスは100 円ショップで買ったものではダメだとはっきり書かれています。

コンパスは質の良し悪しで使い勝手がものすごく違ってきます。安いものだと支点がガタガタしたり、針を突き刺しても滑りやすかったりで円を描くことを、「難しい」と感じてしまうそうです。理系脳に育っていくための大切な要素に手先の器用さがあるので、円ひとつ描くのに苦手意識を持ってしまうとスムーズに勉強が進まなくなってしまうのです。

指先の動きと頭脳の動きは関連していますし、きれいな円と歪んだ円では視覚的要素も狂ってしまい答えを間違えてしまうこともあります。そう考えると、きちんと質のいいコンパスを使用するかどうかで成績にも影響が出てきそうです。

(2)安い定規で作図をすると間違った答えになる!?

これは、中学生の保護者の方から聞いたお話ですが、100円ショップのキャラクター文房具セット(定規・消しゴム・鉛筆付き)の定規で数学のテスト問題の作図をしたところ、作図方法は間違っていないのに実際に描かれた図が模範解答と違っていたため、正解とは認められなかったそうです。

中国製のものすごく安い定規ですと、mmの幅がずれていることがあるそうで、それで作図をすると微妙に形が異なったものができあがってしまうのです。定期テストで気付いたからよかったものの、これが受験だったらと考えると冷や汗ものです。以後、きちんとした上質の定規を使われるようになったとのことです。

線をひくだけならばいいのですが、勉強やテストの作図で使うのであれば定規もきちんとしたメーカーのものをそろえるのがベストです。

(3)体調不良の原因は鉛筆だった!!

実際に筆者が教えていた生徒にあったエピソードです。授業中やテスト中に頻繁に吐き気を訴えてくる生徒がいました。特に原因がなかったので精神的なものではないかと最初は言われていました。

でも、実はその生徒さんが使っていた鉛筆に原因がありました。彼は無意識に鉛筆の芯をなめる癖があったのですが、安く大量に売られている中国製の鉛筆を使っていたのです。日本製の鉛筆の芯は黒鉛と粘土から作られていますが、中国製の中には原料が曖昧で何が使われているかわからないものもあると言われています。

とりあえず芯をなめることをやめると吐き気はおさまり、その後は鉛筆も上質なものを使うようにして(なめる癖も極力改善)集中して授業やテストに臨めるようになりました。


たかが文房具と思われがちですが、正確性や安全性を考えると、やはりきちんとしたものをそろえたほうがいい場合もあります。上記の例を参考に、適した文房具を選んでくださいね。

【参考文献】
・『御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える 頭のいい子の育て方』 | 西村則康・著

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●ライター/aki(中高英語教員)

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