甘やかしとは別モノ? 子どもを成長させる“甘えの受け入れ方”とは

【ママからのご相談】
小学4年生の子どもがおります。私の子どもへの接し方について夫や実母から、「甘やかしすぎじゃないの?」とよく言われます。自分では全くそう感じていないのですが、一般的に甘やかしていると見られる母親の言動にはどのようなものがあるのでしょうか? そして、やはり“甘やかし”は子どもの成長によくないことなのでしょうか?

a 子どもへの“甘やかし”と“甘えの受け入れ”、それぞれが与える影響を知っておきましょう。

ご相談ありがとうございます。藤じゅんです。

子どもに接するなかで、“甘やかし”の問題は、親がしばしば悩む事柄だと思います。よかれと思ってしたことが、「甘やかしている」と言われてしまったり、放っておいたら、「もっと子どものことを考えてあげたら?」と言われてしまったりと、判断に困ることもあるのではないでしょうか。

そこで、今回は、子どもの生きる力の開発をテーマに活動されている菅原裕子さんのお話を参考に、“甘やかし”と“甘えの受け入れ”について考えてみたいと思います。

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“甘やかし”と“甘えの受け入れ”とは?

まずは、“甘やかし”と“甘えの受け入れ”の違いを見てみましょう。

(1)甘やかし

親の自己満足で、子どもが要求していないのに、親が先走って行動してしまうことです。また、片付けなどの、“子ども自身がしなくてはいけないこと”を親が代わってやってしまうこともこれに当てはまります。

(2)甘えの受け入れ

こちらは、子どもがスキンシップを求めたときにはすぐに応じてあげたり、子どもが、「あのね……」と話し始めたら耳を傾けてあげるといったことです。

“甘やかされた子ども”と“甘えを受け入れてもらえた子ども”の将来の姿

両者が成長していくと、どのような違いが出てくるのでしょうか?

(a)甘やかされた子ども

親から与えられる安心を感じたり、自立への準備をしたりすることなく、「自分の生活は誰かが面倒をみてくれる」という誤った解釈をするようになります。そして、次第に自分自身に無力感を覚えるようになってしまい、形を変えていつまでも親の注意をひくことをやり続けるそうです。

(b)甘えを受け入れてもらえた子ども

親に甘えを受け入れてもらえた子どもは、安心感を得たり、心の痛みを癒したりすることができるようになります。これは、精神的自立への準備が整っている証です。


ご自身の行動はどちらに当てはまりましたか? ご夫婦でお子さんの成長を見守ってあげてくださいね。

【参考文献】
・『子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方』菅原裕子・著

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●ライター/藤じゅん(カウンセラー)

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