数百万円も浮く? 転職直後でも“住宅ローン借換え”の審査に通る方法

【ママからのご相談】
5年前に家を購入して35年の住宅ローンを組んでいるのですが、今ならもっと低い金利で借りられると聞いてローンの借り換えを検討しています。ただ、夫は半年前に転職したばかりで、知り合いから、「借り換えは無理ではないか?」と言われました。本当にそうなんでしょうか?

a 審査基準は金融機関によって異なりますが、借換えができれば低金利の恩恵を受けられます。

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの小澤美奈子です。

住宅ローン金利は依然として低い状態が続いていますが、実際借換えをしている人はどのような理由で行なっているのでしょうか。

住宅金融支援機構の『2014年度 民間住宅ローン借換の実態調査』による借換理由の調査では、「金利が低くなるから」と回答した人が64.6%と最も多く、次いで、「返済額が少なくなるから」と回答した人が51.6%でした。このように、ほとんどの人がこの低金利状態の恩恵を受けようとしています。

しかし、実際に借換えをするには、また新たな住宅ローンの審査が必要になるため、場合によっては借換えができない可能性もあります。

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借換えしたくてもできない可能性がある?

ご相談者様のご主人の“半年前に転職したばかり”、というのは住宅ローンの審査でどのように影響してくるのかを考えてみましょう。

そもそも住宅ローンを借りるときは、万が一支払いができなくなった場合に肩代わりしてくれる連帯保証人が必要となりますが、現在は保証会社に保証料を支払って、連帯保証人の代わりをしてもらうという仕組みになっています。

ただし、保証会社も誰でも保証料を支払えば引き受けてくれるわけではありません。住宅ローンをきちんと継続的に支払えるかを審査し、審査に通った人に対してのみ保証をしてくれるわけです。

転職後半年しか経っていない方の場合、確かに審査に通らない可能性は上がります。金融機関側からしてみると、「また転職を繰り返すのではないか」「ちゃんとローンを払っていけるのだろうか」などの不安があるからです。

どうしたら審査に通るのか?

住宅ローンを借りられる基準は、勤続年数を”1年以上”としているところ、“3年以上”としているところなど、現時点では金融機関によってまちまちなのが実態です。要するにその金融機関ごとの判断となります。

今回のように転職後半年の場合でも、必ずしも審査に通らないというわけではなく、「同じ業種でキャリアアップのために転職した」など、ポジティブな理由での転職の場合は認められることもあります。すぐに諦めず、ご主人の転職についてのプラス要素を伝えることや、1つの金融機関がダメでも他を当たってみるといった姿勢が大切です。

なお、住宅金融支援機構の『フラット35』は転職後間もなくであっても、比較的審査に通りやすいと言われていますので検討してみてください。


住宅ローンの借換えで実際何十万、何百万円という削減が可能なケースもあります。借換えによって、ご相談者様の負担が減らせることを願っています。

【参考リンク】
2014年度 民間住宅ローン借換の実態調査 | 住宅金融支援機構(PDF)
長期固定金利住宅ローン【フラット35】 | 住宅金融支援機構

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●ライター/小澤美奈子(ファイナンシャルプランナー)

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