もしや特殊能力!? お酒の飲み過ぎで記憶をなくしても帰宅できるワケ

【男性からのご相談】
私は毎日のように酒を飲んで記憶をなくすのですが、なぜか家に帰ることができるんです。これは私に与えられた特殊能力でしょうか。

a 特殊能力ではなく、ナビゲーションニューロンが働いているだけだと思われます。毎晩のように記憶をなくしていると認知症になるかもしれません。

ご相談ありがとうございます。ライターの佐藤です。

ずいぶんお酒を飲むようで、毎日楽しそうですね。お酒を飲まれる方は度々記憶をなくすことを武勇伝のように語りますが、記憶のない時間帯があるということは実に恐ろしいことで、自分が何をしているか、何をされているかわからないということになります。もう少し自分の行動を注視する必要があるのではないでしょうか。

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ナビゲーションニューロンが働く

アルコールを大量摂取して記憶をなくす状態を、“ブラックアウト”と言います。血液中のアルコール濃度が高まることで脳神経が麻痺し、徐々に理性が失われていくのです。アルコールを飲むと怒り狂ったり、大声を出してみたり、おかしな行動に走ります。

しかし人間の中にはナビゲーションニューロンと言う神経細胞があり、その細胞が体に指示を出しているため、無意識に家に帰ることができているのです。それは特殊能力ではなく、人間ならば誰しも持っている能力です。

記憶がなくなるほどお酒を飲むことは体に良くない

当然のことながら、アルコールをガバ飲みして記憶をなくすことは体に悪く、確実に死期を早めることは皆さんご存じの通りです。ブラックアウトを何度も経験している方はアルコール依存症に至るケースが多く、注意が必要です。特に女性は体内にアルコールを吸収しやすい体質となって居ますので、注意してください。


アルコール依存症は薬物依存症と比較すると軽度なイメージがありますが、原因がいつでも目に入り手に入る環境であることを考えると、むしろ厄介な病気と言えます。

記憶をなくすことを自慢気に語るのは恥ずかしいことであると思っていたほうが良いでしょう。

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●ライター/佐藤俊治(フリーライター)

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