身体ナビゲーションVol.46「男性ホルモンの主な働き」

こんにちは。健康管理士のSAYURIです。

前回までは女性ホルモンについてご紹介させていただきましたが、今回からは男性ホルモンについて解説していきたいと思います。

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男性ホルモンとは

男性ホルモンは、アンドロゲンと呼ばれ、主に男性らしいたくましい体を作ったり、皮脂の分泌や体毛の発育を促進するといった働きあがります。

アンドロゲンにはジヒドロテストステロン(DHT)やアンドロステロン、テストステロンなど、いくつか種類がありますがメインとなるのはテストステロンで、アンドロゲン(男性ホルモン)全体の約95%を占めています。

脳の視床下部から指令を受けて、脳下垂体から性腺刺激ホルモンである黄体形成ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)が分泌されます。これらのホルモンは女性の場合は卵巣でエストロゲンとプロゲステロンの分泌に働きかけますが、男性の場合は精巣に働きかけます。

黄体形成ホルモン(LH)は精巣のライディッヒ細胞と呼ばれる細胞内でテストステロンの分泌を促します。また、卵胞刺激ホルモン(FSH)は精子を育てる役割を持つセルトリ細胞に働きかけ、精子形成を促進させます。

テストステロンの働き

テストステロンの量には個人差があり、多い人と少ない人では見た目や性格に影響することがあるといわれています。

テストステロンが多い人は骨が太く筋肉も大きいため、がっしりとした体格になり、すね毛や胸毛と言った体毛や髭が濃くなり、性格も決断力や行動力に優れている傾向にあると言われています。

一方で、アンドロゲンが少ない人は女性ホルモンのエストロゲンの影響を受けやすいので、ふっくらとした顔立ちになり、体毛は薄く髭もあまり濃くありません。性格も穏やかで人当たりが良い人が多いと言われています。

テストステロンはこのように男性特有の筋肉質な体をつくるだけでなく、内臓脂肪がつくのを抑えたり、造血作用や動脈硬化の抑制作用、性欲増進や精子の形成にも働きかけます。

また、テストステロンは5a-リダクターゼと呼ばれる酵素の働きによって代謝され、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。この代謝によって体の各組織の受容体と結びつきやすくなります。

【参考文献】
・総務省認証予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会発行

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「身体ナビゲーション」シリーズ一覧

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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