サプリより効果大! 「機能性野菜」で効率的に栄養を摂る方法

【ママからのご相談】
最近、テレビでスプラウトの紹介していました。見た感じではカイワレだったのですが、カイワレと何が違うのでしょうか。また機能性野菜ってどんな機能がある野菜のことを言うのかも教えてください。

a 機能性食品とは、生体調整機能を発現できるよう作られた食品をいいます。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

相談者様がカイワレに見えた野菜は、テレビの紹介通り、機能性食品の「スプラウト」と呼ばれるものでしょう。よく知られているのはブロッコリースプラウト(ブロッコリーの新芽)です。最近、こういった機能性野菜は、人間に必要な栄養素を効率よく摂取することができると人気です。

今回は機能性野菜の定義や表示など基本的なところからご説明したいと思います。

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機能性野菜とは

大辞泉よると、機能性野菜とは、『本来は含まれていなかったり、微量にしか含まれていなかったりする栄養成分を人工的に添加した野菜』とあります。

戦後、食の欧米化が進み、日本人の野菜の摂取量はどんどん減ってきている状態です。平成24年に発表された厚生労働省国民栄養調査でも、1日の成人の野菜摂取量の目安は350gにもかかわらず、286.5gという現状です。また、栄養補助目的でサプリメントなど健康食品に依存する人も増え、過剰摂取による副作用などのリスクも懸念されています。

そこで、本来食事でとるべき野菜に注目して研究開発されたのが機能性野菜です。野菜に特殊な技術を用いて必須栄養素であるビタミンB12や体内の抗酸化力を高める効果のある「スルフォラファン(ファイトケミカル)」といった特定の栄養成分を付加することで、効率的に栄養を摂取することができるというメリットがあります。

政府による規制緩和も後押し

科学技術・学術政策研究所のホームページによると、『食品には(1)栄養素としての働き、(2)人間の五感に訴える働き、(3)人間の健康、身体能力、心理状態に好ましい影響を与える、という3つの働きがあり、これらのうち(3)の人間の健康維持や健康回復に好ましい効果を及ぼすことができるよう設計・加工された食品を機能性食品と呼んでいる』とあります。

これまで、厚生労働省が栄養機能や保健効果について認可した食品は栄養機能食品、特定保健用食品と呼ばれ、表示も認められていますが、これ以外にも新たに規制改革会議により2015年度(2015年4月)から機能性食品の表示がスタートします。

野菜に特定の栄養成分を加えたり増やしたりすることで、野菜に付加価値をつけている機能性野菜ですが、4月以降は野菜の外装にも付加価値をつけた特定の栄養素の表示やその栄養素の効果について表示し、販売することができるようなる予定です。

機能性野菜を摂取するときの注意点

機能性野菜は、本来の野菜よりも効率よく栄養素を補給できるので注目されています。しかし、せっかくの機能性野菜を無駄にしないためには、調理法にも注意する必要があります。

例えば、ブロッコリースプラウトに含まれているビタミンB12やスルフォラファンは、水に溶けやすい性質があるので、調理するときは電子レンジを使うか、鍋にしてダシごと食べるなどの工夫が必要です。トマトのリコピンを付加した高リコピントマトなら油と一緒に調理することで吸収が高まりますので、炒める、焼くなどの調理法が適しています。


いかがでしたか。注目の機能性野菜ですが、消費者としては、野菜の栄養素によって調理法を工夫する必要があるので、付加されている栄養素の名前だけに注目せず、栄養素の特徴についても知っておく必要があるのではないでしょうか。

●ライター/MAKI(健康・美容ライター)

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