嫌われ者になる!? 友達の悪口ばかり言うわが子への接し方

【ママからのご相談】
小学生3年生の男子の母です。息子は気が合う子と合わない子の差が激しく、家で、「あいつはバカだから嫌い、むかつく」と嫌いな子の悪口を言っています。このままではみんなから嫌われてしまうのではないかと心配です。

a 思う気持ちはお子さんの自由に。発言の場所や行動について諭しましょう。

ご相談ありがとうございます。ママライターの馬場じむこです。

息子さんの辛辣な言葉、そういうことを口に出していると友達がいなくなってしまうのではないか、人を傷つけるのではないかと心配ですよね。また、誰に対しても優しい気持ちを持ってほしい、そんなに友人を嫌わないでいてほしいという思いもあるかもしれませんね。

私も長男が人の好き嫌いが激しく、結構ずばずばと友人に言っているときは、人間関係を円滑にするためにどう話していくか悩んだことがありました。

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感情はしつけできない

精神科医である和田秀樹さんは著書『10歳までに知っておきたい! 心の強い男の子の育てかた』でこのようにおっしゃっています。

『心のなかで思ったことについて、「そんなことを思うなんて、本当にひどい子どもだ」と親がきびしく注意したとしましょう。しかし、いくら注意されたからといって、自分の心を制御することはできません。せいぜい不自然なかたちで無理やり感情を抑圧するのがやっとです。

すると、子どもはまた同じように思ってしまったとき、「自分はなんて悪い子どもなんだろう。こんなことを考えたらママに嫌われちゃう」と自己嫌悪し、自信を喪失することにつながります。そんなことを繰り返すうちに、「どうせ自分は悪い子だ」という思い込みが強くなり、やがてお母さんに本音を語ることもなくなっていくでしょう。』

このように、子どもの思ってしまうことを、「いけないこと」だと注意するのは、子どもの自己肯定感をなくし、あなたに本音を語ることもなくなってしまうとのことです。自分の気持ちに蓋をすることで、自分の本来の感情もわからなくなる恐れがあります。

お母さんからすると、人と仲良くして欲しいという思いはあるかもしれませんが、子どもが本音を語ってくれない、自分を責めて自信を失う方が悲しいことではないでしょうか?

大人だって誰とでも仲良くというのはなかなか難しいものです。

感情ではなく行動を諭す

しかし、お子さんが一方的に友達を悪く言っていると、人間関係をうまく築けるか心配になってしまいますよね。そこで、和田秀樹さんは著書で、このように諭すことを勧めています。

『あなたは、○○ちゃんのこと、そう思うんだ。おもうのはしょうがない。お母さんの前でポロっと言っちゃうのは大目に見る。でも、それを○○ちゃんに本当に言ったら、とても傷つくよ」と、感情は認め、していい行動・いけない行動について諭すというのが、正しい方法でしょう。

さらに、「たとえ心のなかでそういうことを思っても、口に出して言えば、みんなからいやがられる。それはあなたにとって、損なことなのよ」というように、人を傷つけるだけではなく、自分にとってもマイナスなのだということを理解させましょう』

私も、長男が友達についてちょっと聞いていてひどいなと感じる言い方をしていたとき、「お友達にその言い方は人を傷つける」「人からも嫌がられる」という2点について話しました。

そして、人と仲よくすることについては、「お母さんも嫌いな人いるから皆が仲良しってわけじゃない」と話すと、息子も安心したようです。


女性だからこそ、男の子の言葉にはびっくりすること多いですよね。思うことは自由ということを伝えることで、お子さんもママだから本音を伝えられると安心できるのではないでしょうか。ぜひ、このように諭してみてくださいね。

【参考文献】
・『0歳までに知っておきたい!心の強い男の子の育てかた』和田秀樹・著

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●ライター/馬場じむこ(書評ブロガー)

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