発症率は4人中1人! 花粉症ケアに効果的な“初期治療”のすすめ

【女性からのご相談】
夫が花粉症です。毎年鼻水・くしゃみ・目の痒さなどで苦しんでいるのを見ているとなんとかしてあげたいと思います。でも、彼自身はわりと無頓着で、症状が出ると薬を飲む程度です。完治することは難しいとしても、症状を軽くする方法はほかにないのでしょうか?

a 花粉症の症状はある程度抑えられる。

こんにちは。海外在住プロママライターのさとうあきこです。

国民の4人に1人が花粉症の症状に悩まされているという統計があるほど、花粉症は日本社会に密着した存在です。そのため、花粉症対策と名のつく情報や製品は非常にたくさんあり、実際に効果を発揮するものもあります。その中でも、専門家が常識としてあげるのが“早めの治療”です。

花粉が飛散し始める前や花粉症の症状が出始めた初期段階での治療によって、患者にとっては長くつらい花粉症シーズンを、乗り切りやすくすることができるのです。

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花粉症治療には“根治療法”と“対症療法”がある

花粉症の治療法には、根本的治癒を狙った“根治療法”と、症状を軽減するための“対症療法”とがあります。

“根治療法”は、症状の元となる抗原(この場合は花粉)に対する免疫をつけるという長期的な体質改善が基本となります。この治療法の場合、体質改善ができればその後も効果が持続するという長所があるものの、期間が2年かかるため、今感じている症状をすぐに緩和することにはつながりません。

そこで多くの患者がまず取り組むのは“対症療法”となります。これは、花粉を吸いこんだことで起こる諸症状を抑える内服薬、点眼薬、点鼻薬などで症状をコントロールする方法です。

ただ問題は、一度大量の花粉にさらされて急性の強い症状が現れてしまうと、その後の症状のコントロールが難しくなり、薬もより強いものが必要となってしまう点です。

だからこそ、花粉の飛散前、または症状が大きく強く現れる前の治療が大切なのです。

花粉症の初期治療のすすめ

厚生労働省による花粉症治療に関する特集でも、花粉症の治療における初期治療の重要性があげられています。

花粉症治療薬の使用法としてより効果を高めるためには、花粉飛散開始とともに治療を始めるのが有効です。症状が出てからの治療よりも効果が高いことが分かっています。

すなわち、症状がまだでないうち、少なくとも症状が軽いうちに治療を始めることで、その効果が高くなり、強い薬に頼りすぎることなく花粉のシーズンをやり過ごすことができるのです。

花粉症治療は計画的に早めにスタート

花粉症の予防は花粉飛散期到来と同時に薬剤の投与を始める必要があります。症状がでない段階では必要性を感じにくいため、毎年つい治療のスタートが遅れてつらいシーズンを過ごすことになる人も多いようです。

インフルエンザも、罹患する前に予防接種を行いますね。花粉症の場合も発症する前から計画的に治療を行っていくことが大切なのです。

天気予報や花粉飛散予報などに十分注意を払い、早めのケアでこの先の長い花粉シーズンを少しでも快適に過ごしたいですね。

【参考リンク】
はじめに ~花粉症の疫学と治療そしてセルフケア~ | 厚生労働省

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●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)

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