母親ばかり被害に? 高校生の反抗期にうまく向き合う方法

【ママからのご相談】
私には高校生になる娘がいます。一人娘ですが近頃は反抗期が酷く、私はとても嫌われています。

勉強しろと口うるさく言ったり、母子家庭ゆえになかなかかまってあげられなかったりしたことが原因じゃないかと考えております。実は娘の反抗期はこれが初めてで、戸惑っている部分もあります。こんな私にアドバイスをよろしくお願いします。

a 娘さんを認めてあげましょう

ご質問ありがとうございます。女子力ママ専門家の*RUI*です。

反抗期の娘さんについて悩んでいるということで、詳しい事情までは想像になってしまいますが、ある程度参考にしていただきたいポイントをご紹介します。

反抗期というものを理解する上でも、ぜひ参考になさってください。

130427rui

子どもだって自立したい!

中高生の反抗期のは自立に向けた大切な過程です。この時期の接し方は難しいものですが、ある程度嫌われてしまっても仕方ないという覚悟も必要です。

たとえば、お母さんの何が気に入らない? と質問しても、具体的には答えられないのが反抗期というもので、なんとなくムカつく、ウザい、ウルサイといった抽象的な感情が娘さんの中に芽生えているのかもしれません。

これを、あれこれ手を尽くして改善しようとすると、下手をすれば溝を深めかねません。

まずは相談者さんも、娘さんを1人前の大人として認めてあげる心の準備をしておきましょう。

きちんとした親ほど反抗されがち!?

真面目できめ細やかな親ほど、反抗期の子どもから反発されがちなのが現状です。

つい口うるさく注意してしまいますが、娘さんは頭の中ではちゃんと「良いこと」「悪いこと」を理解しているつもりなんです。

上から目線で注意したり叱ったりするのは控えて、娘さんを認めてあげる機会を増やすよう心掛けましょう。

たとえば、娘さんの意見を最後までじっくり聞いてあげたり、時には娘さんに頼ってファッションや趣味について相談をもちかけたりするのもいいかもしれませんね。

反抗期は、甘えられなかった見返り!?

専門家の話によると、反抗期というのは幼児期にたっぷり母親に甘えた子どもほど程度が軽いそうなんです。

つまり、幼いころに満足に甘えられなかった子どもが、成長していくにつれて反抗期という形で親に甘えているのだとか。

もしも心当たりがあったなら、時には娘さんを甘やかしてあげるような気持ちで見守ってあげてくださいね。


反抗期はとても繊細な時期ですので干渉しすぎないようにしたいものですが、子どもが無意識に親に甘えているのも事実です。

もしも助けを求めてきたら、いち早く手を差し伸べてあげられるよう、陰ながらよく見守ってあげてください。

●ライター/*RUI*(マルチクリエイター)

編集部追記

今回のコラムでは、高校生の反抗期について、「自立するために必要な過程で、子どもを認めてあげることも大切」という視点でアドバイスをいただきました。

「高校生の反抗期」について、一般的にはどう言われているのか、編集部でまとめてみました。

高校生の反抗期はいつまで続く?

160708hankou1

一般的に、子どもの反抗期は17歳ぐらいまでに、遅くとも20歳ぐらいまでにはおさまると言われています。

特に親元を離れていない子どもであれば、大学生になってからも反抗期が続くことがあるようです。

ただし、単に親子仲が悪いという場合にはこれに限りません。

高校生の反抗期の特徴

160708hankou2

高校生にもなってくると徐々に自我が芽生えていき、良くも悪くも他人の目を気にするようになります。

そのため、自分を評価する存在が親から周囲の人間へとシフトしていくのです。そこで必要以上に親が干渉してしまうことで、それが反抗となって返ってきます。

また、自らが大人になりつつあると認識することで、“親と同等”という意識を持つこともあり、これが反抗心を持つ原因であることもあります。

ただのわがままでなく、自らの考えを持ってぶつかってくるのが高校生の反抗期の特徴と言えるでしょう。

高校生が反抗する対象

160708hankou3

愛媛大学が行った研究によると、およそ8割近くの人が反抗する対象として「母親」と回答しています。

これは子どもと過ごす時間が長ければ長いほど反抗心が芽生えるからで、反抗する反面、信頼関係が構築されているとも言えます。

反抗期の目的が”自立の習得”にあることが、ここからもわかるでしょう。

高校生の反抗期に悩む母親たちの声

160708hankou4

『顔を合わせればとにかく暴言のオンパレード。父親には怖くて何も言えないから、それが積もって余計に私に当たってしまうんだと思います。「反抗期だから仕方ない」と自分に言い聞かせているのですが、さすがに気が滅入ることもあります』

『この前、息子が私との約束を破ったために、少し細かいことまでグチグチ言ってしまいました。それでカッとなったのかケンカしてしまって。隣には夫もいたのですが、テレビを見るだけで何も言わないんです。どう考えても息子が悪いんだから、少しぐらい味方になってくれてもいいのに!』

『普段はとても優しくて、仲良く会話することも珍しくありません。学校でも、どちらかというと輪の中心にいるような感じで、先生からも褒めてもらうことが多いです。ただ、一旦反抗的な態度になると暴言もすごくて、人間性を否定するかのようなことまで言われます。それを聞くと、普段「お弁当作って」「おこづかいちょうだい」などと明るく言われるのも、ただ私のことを都合よく利用しているだけなのではと思ってしまいます』

力も強くなってきて大人と変わらない体力を身につけたとしても、父親という存在は怖いものですよね。

そこで溜まったストレスを、母親に向けてしまう高校生も珍しくありません。子どもの反抗期によって、子育ての自信を失ってしまう親もいるようです。

また、普段と反抗時の態度のギャップの大きさに、子どもの本心がわからなくなり自身を失う人も。

いざというときには父親が介入し、最悪の状況にならないよう目をかけてほしいですね。

反抗期の高校生と向き合うコツ4つ

160708hankou5

(1)距離をとる

子どもは親と距離をとることで成長しようとしています。そこで無理に距離を詰めようとし、必要以上にかまってしまうと反発を強めるだけ。

そのため、親はあくまで見守ることに徹し、無用な詮索なども控えるようにしましょう

子どもにじっくりと向き合うためには、まず親がどっしりと構えて見守る態度を身につける必要があります。

(2)考えを認める

子どもが成長すれば、親子で価値観の違いや考え方の食い違いなどが生まれてきます。

そこで親が、「まだ子どもだから」という態度で意見を押し付けてしまえば、余計に子どもとの溝が深まってしまうはず。

子どもは子どもで、学校などで社会と向き合い、自分の中で何が正しいのかを学んでいるのです。

たとえそれで子どもが失敗したとしても、親が伝えるべきは子どもの考えを否定することではなく、それをいかにして乗り越えていくかということではないでしょうか。

(3)話し合いをする

感情的になってしまっているときは、親子がお互いに落ち着いたタイミングで話し合うことも重要。これは早ければ早いほどいいでしょう。

お互いにわだかまりを持ったまま時間がたつと、必要以上にマイナスのことを考えてしまい、想像の中で相手に抱く嫌悪感が大きくなっていきます。

意見がぶつかったと感じたら、その場で解決させるようお互いの考えを伝えるのです。

もちろん納得できないこともあると思いますが、それをうやむやにせず歩み寄ることが関係改善への一歩となります。

また、この話し合いの習慣を反抗期が訪れる前から行うことができていれば、いざ反抗期になったときも関係が悪化しすぎるのを防ぐことができるはずです。

(4)自慢話をさせる

たとえ反抗期でなくとも、自分にとって都合の悪い話はあまりしたくないもの。

「テストの点数が悪かった」「部活の試合で負けた」など、これが反抗期の最中であればなおさらでしょう。

そんなときは、親が率先して子どもの話したいような内容のものを聞き出すのです。

学校で自慢できるようなことがあったと感じたら、それを聞き出します。反対にそうでない話題があると感じたら、そっとしておきましょう。

ただし、「何をしても許される」と思われることは良くないため、常識を外れるような行動を起こしたときにはしっかりと叱らなければなりません。

まとめ

「高校生の反抗期の期間」や「対処法」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

高校生ともなると力も強くなり、男の子であれば時に暴力的な態度に出ることもあるかもしれません。

しかし、反抗期はあくまで成長するための一時的なもの。

子どもが道を踏み外さないためにも、うまくコントロールしてあげることが大切なのではないでしょうか。

●追記/パピマミ編集部

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">

注目の記事

このコラム読んでどう思う?

  • いいね (49)
  • うーん (28)
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

あなたにオススメの記事

パピマミをフォローする