男が子育てできない理由が分かる「イクメンの定義」4つ

先日テレビで専門家が、「男性は○○という理由でイクメンになりきれない」ということを発言していたので、ご紹介したいと思います

イクメンの歴史

そもそも「イクメン」という言葉は、2010年に国の「イクメンプロジェクト」がスタートし、同年の「新語・流行語大賞」のトップ10に選ばれたことで、世の中に広く浸透したと言われています。

その前、たとえば1999年には、「育児をしない男を、父とは呼ばない」というキャッチコピーとともに、赤ちゃんを抱えるダンサーのSAMさんのポスターが世に出回ったようですが、「世間はすごく驚いた」との記述があるので、イクメンはミレニアムの頃には世間にちっとも浸透していなかったと言えるでしょう。

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イクメンの定義

「イクメン」という言葉には、現在では定義があるようで、

(1)子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。または、将来そんな人生を送ろうと考えている男性のこと
(2)育児を楽しめるカッコいい男性のこと
(3)子どもたちを広く多様な世界へ誘い出す男性のこと
(4)妻への愛と心づかいを忘れない男性のこと

だそうです。リクツでは「イクメン」のなんたるかがわかっている男性でも、なかなかイクメンになりきれない男性もたくさんいますよね。

イクメンになりきれない理由

リクツはわかっていてもイクメンになりきれない。こういう男性の傾向として、ある専門家は、

『そもそも仕事をしている環境と子育ての環境では世界観が違いすぎるので、仕事をしている男性は、悪気なく、子育てに関する想像力がはたらきづらい』

と言います。

このご意見は、「なるほど」と思います。

いったん仕事をしに外出をすると、ちょっと水を飲みたいと思ってもおうちにいるように簡単に水を飲めない。トイレも探さないといけない。オフィスの窓は開かないので、家にいるときとはちがう空気にさらされる。ミスは許されないなどなど、不自由なことの連続であり、人はそれに慣れます。慣れないとやってられないからです。

慣れてしまうと、子育てという「自由」なもの(子どもは「自然」だからオトナの世界のように計算通りにいかない……という意味においての「自由」)と接するのが苦手になるそうです。人の脳の思考回路がそうさせるみたいです。

ということは、たとえば家族で自営業をしているおうちの旦那さんというのは、わりと「自由」に仕事をしちゃっていることもあるので、イクメンになりやすい。でも官僚で霞ヶ関に勤務しているような「バリバリのオトナ社会の住人」は、イクメンになりづらい。いくら育休を取得しやすくなったとしても、考え方自体を育児にマッチさせるのに時間がかかる。

こういうことが言えるかもしれません。

オトコがオトナの社会で仕事をしないと「ご飯が食べられないから」という言い方も世間にはありますが、片や子どもを店先で遊ばせつつ、モノを売っている自営業のパパもいるわけで、育休などの制度以上に、「男性の思考回路」をうまく育児に向けないと、男性はイクメンになりきれないのかもしれません。

【関連コラム】
イクメンと主夫の違いとは? 知っておくべきイクメンの定義3カ条

●ライター/ミクノトモ(作家・コラムニスト)

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