花粉症とは違う? 細菌やウイルスの感染で起こる“副鼻腔炎”の予防法

【女性からのご相談】
先日から鼻が詰まったり、鼻水が出るのでもしかしたら花粉症かと思い耳鼻科に行くと副鼻腔炎だといわれました。患者さんが多かったせいか詳しい説明もなく薬だけ出されたのですが、原因や再発予防にはどうすればいいか教えてください。

a やりがちな鼻のケアが原因になることも。

こんにちは。健康管理士のSAYURIです。

花粉の飛散が始まり、耳鼻科に行く人も増える時期ですよね。花粉症もアレルギー性副鼻腔炎といって副鼻腔炎の一種です。しかし今回はアレルギー性ではないようなので、その他の副鼻腔炎についてお話したいと思います。

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副鼻腔炎とは

鼻腔つまり鼻の穴ですが、この周りには左右ほぼ対称に左右の目の間に篩骨洞、その奥に蝶形骨同、目の下に上顎洞、鼻の上のおでこ部分に前頭洞と4つずつ空洞があります。鼻腔から入ったウイルスや細菌がまず、鼻腔に感染し炎症を起こして、それが副鼻腔まで達して炎症を起こしたものを副鼻腔炎といいます。

副鼻腔炎の原因

アレルギーを除く副鼻腔炎の原因としてもっとも多いのが風邪などの細菌やウイルスの感染です。

本来であれば鼻腔(鼻の穴)や副鼻腔の表面は粘膜で覆われていて、その粘膜の表面には線毛と呼ばれる細い毛が生えており、外から入ってきたホコリや細菌、花粉、ウイルスなどの異物を粘液と一緒に副鼻腔の外に運び出す働きがあるのですが、疲れやストレスなどでその働きや免疫力が低下している時に細菌やウイルスが入ってくると、感染して炎症を起こしてしまうのです。

また、虫歯や咽頭炎や扁桃炎といった喉の炎症も副鼻腔炎の原因となることがあります。

やってしまいがちな鼻のケアに要注意

身だしなみとして、鼻毛をカットする人も多いのですが、鼻毛を短くカットしすぎると、本来であれば鼻毛によって侵入を防がれていた花粉や細菌、ウイルスなどが鼻腔の粘膜についてしまい増殖して炎症を起こしやすくなってしまいます。鼻毛には異物の侵入を防いだり、冷たい空気が入る邪魔をして少しずつ温めてから肺に取り込む働きもあるので、切りすぎには注意が必要です。

どうしても鼻毛が気になって切ってしまうようであれば、マスクを常時して感染予防と空気の保温を心掛けましょう。

また、鼻水を勢いよくかむと鼻腔内にある細菌やウイルスが鼻腔とつながっている耳管を通って中耳に感染して中耳炎を起こすこともあります。鼻が詰まっているからと言って、思いっきり鼻をかむのではなくゆっくりと小分けにしてかんだ方がいいでしょう。

【参考文献】
・総務省認証予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会発行

【関連コラム】
身体ナビゲーションVol.26「鼻炎と副鼻腔炎の種類」
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●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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