一流スポーツ選手もかかる運動障害“イップス”の原因

【男性からのご相談】
僕は高校で野球部に投手として入部し、甲子園を目指しているのですが、ある日突然投げ方がわからなくなってしまい、キャッチボールもできなくなってしまいました。先生から、「イップスかも」と言われたのですが、その後どうすることもできない状態が続いています。何か良い方法はありませんか。

a イップスは不治の病と言われ、そのまま選手生命を終えてしまうケースも多い病気です。しかし、克服している選手も居ます。

こんにちはライターの佐藤です。

イップスはスポーツ選手の不治の病と言われ、非常に重大な問題です。野球に限らず、ゴルフサッカーでもイップスに陥る人がいます。

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突然襲ってくる病気

イップスとは、突然動作を忘れてしまうことです。プロ野球の世界に飛び込んだ一流プレーヤーですら、ふとしたきっかけから動作を忘れ、5m先の相手とキャッチボールすることもままならなくなります。

周りからしてみれば、「真面目にやれ」と怒鳴りたくなりますが、本人は必死になってプレーしています。ここがこの病気の恐ろしいところです。

あるプロ野球の投手は140km/h台後半のストレートを投げていましたが、突然イップスに陥り、120km/hも出なくなってしまいました。また、別の捕手もイップスに陥り、投手への返球ができなくなったことがあります。

精神疾患と密接な関わり

原因については諸説ありますが、過去のトラウマなどが影響しているようです。また、うつ病との関わりを指摘する声もあります。

ご相談者様も監督に何か言われた、重大なミスをして試合に負けてしまった……などの要素があったのかもしれません。

しかし、原因も明確にわからない場合もあります。

克服した選手も大勢居る

上記のように、イップスには精神的要因が大きく絡んでいることは間違いありません。「治さなければ」と言う強迫観念に駆られては、治るものも治らなくなります。

まずは気持ちを楽にしてみてはいかがでしょう。高校野球は学校の宣伝のためにことさら勝利至上主義になりがちですが、本来は楽しむものです。

もしどうしても治したいのであれば、専門に治療を行う組織もありますので、相談した方が良いでしょう。

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●ライター/佐藤俊治(フリーライター)

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