子供に“読み聞かせ”をするメリット2つ

【ママからのご相談】
4歳の息子には、小学校に入学してからも勉強に困らないように、文字や数のお勉強の塾に2つ通わせています。そこには楽しく通っているのですが、先日塾の先生から、「お母さん、もっと本を読んであげてくださいね!」と言われてしまいました。ママ友もよく読み聞かせをしてあげているみたいですが、私は息子に絵本を読むのはたまにしかありません。読み聞かせをするメリットって一体なんなのでしょうか?

a 親子のコミュニケーションの場になります!

ご相談ありがとうございます。家族を笑顔にする教師&6人の子育てパパ・荒川茂樹です。

わが家でも、娘や息子が小さいころはよく一緒に絵本を読んだものです。子どもって、気に入った本があると何度も同じ本を選んでみたり、途中で立ち止まったり、時には寝てしまったり、いろいろなことがありました。

読み聞かせのメリットは、“親子のコミュニケーションの場になる”ということです。ということは、もうそれだけで親子の関わりの1つになっているということですね。読み聞かせは、“淡々と行うもの”“感情を込めて読み進めるもの”と大きく2つの流れがあります。お子さんの様子を見て、またはママの得意な方を選ぶといいですね。

私自身は、つい感情移入してしまう読み方をしてしまいがちですが、その感情の変化が子どもたちには大人気でした。しかし、ここで大切なことは、ママに“絵本を通してお子さんと対話している”という意識をいつでも持っていて欲しいということです。絵本は、お子さんとママをつなぐ大切な、そしてすてきな架け橋です。

その本をもとに、子どもと話したり、膝の上にのせて聴かせることでスキンシップを図ったり、寝っ転がって読みながら、いつの間にか2人とも寝てしまったりと、何気ないつながりの中に親子の関わりや絆を深めてくれるのが、この読み聞かせなのです。

読み聞かせを楽しいと感じてきた子どもは、“今日はどの本にしようかな”“ママと一緒だと楽しいな”なんてワクワクしながら絵本を選ぶようになるはずですよ。

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読み聞かせのメリット2つ

(1)言葉と親しむことで、語彙力が格段に増えます!

たくさんの語彙を知っている子は、知識が豊富です。いろいろな概念を知っています。小学校へ入る前後の語彙量は、ほぼ学力と対応しています。日常会話では、ごく普通の言葉しか使っていませんよね。幼児同士の会話は、やさしい言葉ばかりです。先生や親との日常会話もそこまで多くの言葉を使っているわけではありませんね。

多様な種類の言葉と早い時期から、いかに数多く触れることが重要かが、ここからもお分かりいただけると思います。読み聞かせは、日常使う言葉をいろいろな形で言い換えをしたり、昔の言葉を使ったりして書かれています。早い段階から物語の読み聞かせをし、絵本に親しませることで、どんどんお子さんの語彙力が増えていくのです。

そのようにして語彙力が増えていくと、お子さんの好奇心もどんどん大きくなっていきます。それと同時に、「なぜ?」「どうして?」と聞くことも増えてくることでしょう。そこは、親の出番です。ぜひ丁寧に答えてあげてください。それが、お子さんの知識欲をさらに大きくするとともに、親子の語らいの場が増えるのですから!

(2)お子さんの表現力、想像力が育ちます!

親の読み聞かせには、それぞれ特徴があります。言葉の抑揚、間、読み方、表情、多様な要素を感じながら、子どもって話を聞いているんです。わが子は、私の感情込めた読み方にそっくりです。この読み方がいいとは言いませんが、子どもの表現力を付けるために、音読力を小学生に向けて付けるためにも読み聞かせは効果的ですね。

また、子どもは本の世界に入り込むと実に多くのことを想像するようになっていきます。

「ママ、こんなことしちゃいけないよね!」
「〇〇って、なんでこんなことしたんだろう?」
「パパ、ぼくだったら、きっと〇〇のようにするな!」

その場の状況を目の前で演じてくれることも。それによって、本の登場人物の気持ち、自分だったらどうするか、日常における道徳性を考えたりする、そういう学びのいい機会にもなりますね。子どもの思いを知る絶好のチャンスにもなり、コミュニケーションや子どもとの関わりがさらに深まってもいくのです。

読み聞かせは、パパやママとのよき思い出にもつながっていきます。

ぜひ、お子さんとのすてきな時間を読み聞かせを通して増やしていただければと思います。

【参考文献】
・『おうちでシュタイナー子育て』堀内節子・著
・『頭のいい子が育つパパの習慣』清水克彦・著

【関連コラム】
言葉を理解していない赤ちゃんに“絵本の読み聞かせ”をする意味
赤ちゃんのブックスタートで得られること

●ライター/荒川茂樹(プロ学習講師)

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