これで上司も納得!? 男性が育休をとる会社側のメリット3つ

【ママからのご相談】
20代の共働き夫婦の夫です。来月、妻が出産予定で、自分自身もできれば育休を取りたいと考えています。ただ、自分の勤めている会社では、男性の育休取得者は今までに1人もいません。育休取得に積極的ではない上司にアピールするための、男性が育休を取得するメリットがありましたら、具体的に教えてください。

a パパの育休取得率は約2%! でも育休を取るメリットは会社にもある。

ご相談ありがとうございます。ママライターのぬかぽんです。

厚生労働省の『平成25年度雇用均等基本調査』によりますと、男性の育児休業の取得率は2.03%、取得しても期間は1か月未満がほとんどと、かなり低い数字です。しかし、参考文献の『男性の育児休業』によると、男性が育児休業をとる場合の会社のメリットが多く書かれています。

今回はその中から、主に3つメリットをご紹介いたします。

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男性育休の会社メリット3つ

(1)仕事の効率化がすすみ、生産性がUPする

パパに限らず、誰かが育休を取ると人員減に対する職場での対応が求められるので、その仕事の穴を埋める中で、仕事の効率化、情報共有化の仕組みづくり等を進めていくきっかけとなる』と述べられています。

実際に平成25年度のパパの育休100%の日本生命のレポートにも、社員は、「仕事と家庭をどちらも大切にしていきたいと考え、効率的な働き方を意識するようになった」、会社側も「業務を“見える化”し共有することで、早帰りや急な休みにも対応できる体制ができた」と、効果が上がっているようです。

(2)社員のモラルの向上につながる

90年代にリストラが横行したアメリカは、“従業員のモラルが低下する”という経験をしたため、現在では自主的に子育て支援に取り組む企業が多い』と述べられています。

もともと、男は仕事、女は家庭の意識が強い日本でも徐々に意識が変わり、連合の調査によると、20~30代の男性社員のおよそ7割が、「仕事と子育てを両立させたい」と考えています。こうした意識をすくいあげ、男性の育休取得を会社として後押しすれば、従業員の家庭生活が安定することにより、仕事への姿勢にもプラスの影響が及ぶと考えられるのです。

(3)企業イメージが向上する

アメリカでは男性の育休取得を含めて、ファミリーフレンドリーな企業は企業イメージが向上する、入社希望者が増加し、従業員の質が向上する』といった会社の利益が実証されていると述べられています。

実際に消費者や従業員に女性の割合が多い、旭化成、花王、前述の日本生命などは、男性の育休取得率の高さをプレスリリースなどで積極的にアピールしています。また、知事が育休を取得し、県独自の補助金を出すなどしている広島県では、男性の育休取得を後押ししています。

広告宣伝費を削減する企業が多い中、男性の育休取得という企業内の取り組みがPRの一環になるのなら、“お得”といえるのではないでしょうか。


いかがでしたか?

確かに、「子どもがいるからこそ、仕事を頑張るべきだ!」「男性が育休を取っても、期間が1週間程度であれば意味がない」などという意見も多くありますよね。けれど、ほんの少しでも男性が育休を取得することで、企業が活性化する可能性も高いのです。

まずは育休取得第1号になるぞ! と思って、上司と話をしてみてはいかがでしょうか。

【参考文献】
・『男性の育児休業』佐藤博樹/武石恵美子・著

●ライター/ぬかぽん(ママライター)

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