症状別! 熱中症の応急処置マニュアル

前回の『子供を守る! 熱中症予防のポイント7つ』に引き続き、「熱中症」のお話です。

今回は、自分や身近な人が熱中症になった時の応急処置の方法についてお伝えします


7月1日〜8月18日までの「熱中症による救急搬送状況」は、トータルで42921人になったと消防庁が発表しました。

8月半ばにして、昨年の7月・8月の熱中症による救急搬送状況のトータル数を遥かに超えていることからも、今年の記録的猛暑がわかりますね。

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身近な人が熱中症になったらどんな応急手当が必要? 基本編

(1)涼しい場所へ移動
(2)衣服を緩め、安静に寝かせる
(3)室内の場合はエアコンをつけ、扇風機、うちわなどで風をあて、体を冷やす
(4)脇の下・太もものつけねなどを冷やす
(5)飲めるようであれば、水分を少しずつ頻繁に取らせる

以前テレビで所ジョージさんが、熱中症になった時の状況について、「気付いた時には体に力が入らなくなり、全く動けなくなっていた」と話していました。

症状が重くなってしまうと、自分では対処できなくなる熱中症。予防とともに、周りの人がいち早く気付いてあげることが大切ですね。

この症状があったらこんな対処が必要! 応用編「症状別の応急処置」

・症状……めまい・立ちくらみ・こむら返り・大量の汗
・対処……涼しい場所へ移動・安静・水分補給

こむら返りは、激しく汗をかいたり、大量に水分を摂ることで、血液中のナトリウムやカルシウムといった、電解質のバランスが崩れることが原因のひとつだそうです。これからは「ただ足がつっただけ」と軽く思わず、スポーツ飲料などの塩分の入った水分をとって休むようにすると良いですね。


・症状……頭痛・吐き気・体がだるい・体に力が入らない・集中力や判断力の低下
・対処……涼しい場所へ移動・体を冷やす・安静・十分な水分と塩分の補給

この対処で症状が改善すれば受診の必要はないそうですが、もし、水分を飲めない場合や症状の改善が見られない場合は、受診が必要だそうです。


・症状……意識障害(呼びかけに対して反応がおかしい・会話がおかしいなど)・けいれん・運動障害(普段通り歩けないなど)
・対処……涼しい場所へ移動・安静・体が熱ければ保冷剤などで冷やした上で、救急車(119)を要請

救急車は、全く必要がない状況で要請する人の増加が社会現象になっている一方で、必要なのにも関わらず、要請をためらってしまい、処置が遅くなって重症になってしまう人もいます。

熱中症は対処のスピードによって、軽く済んだり、重症になってしまったりと差が出やすいので、見極めが必要ですね。

救急車(119)要請に関しての見極めポイント

自分の場合

・水が自分で飲めない
・脱力感や倦怠感が強く動けない

他者の場合

・意識がない(おかしい)
・全身のけいれんがあるなどの症状がある


上記の症状があった場合は、ためらわずに救急車を呼ぶように消防庁で呼びかけています。

予防第一の熱中症ですが、万が一の時のために熱中症の正しい応急処置を知り、落ち着いて適切な対処ができるようにしたいですね。

ご紹介した内容について、詳しくは、「総務省消防庁HP」へ。

【関連コラム】
子供を守る! 熱中症予防のポイント7つ

●ライター/赤井理香(個性幼児教育専門家・おうちサロンプロデューサー)

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