遠足のおやつを豊富に揃えるアイディア3つ

【ママからのご相談】
30代、小学3年生の男の子のママです。春が来るとまた遠足がありますが、うちの子が通う学校の“遠足のおやつの決まり”は、“ガム”“アメ”“チョコ”以外のもので総額200円以内です。これまででさえちょっとしたものを買うとせいぜい2個くらいしか買えない制約条件なのですが、2013年ごろから激しくなってきた円安傾向に伴う物価高で、こんどの春の遠足では、おやつは1個しか持っていけないのかなという気がしています。でも、それでは遠足があまりにも味気ないので、200円以内でできるだけバリエーション豊富でおいしいおやつを揃えるにはどうしたらよいか。お知恵を拝借したく存じます。

a この物価高でまともにいったのでは1個しか買えません。工夫をしましょう。

ご相談ありがとうございます。エッセイストでソーシャルヘルス・コラムニストの鈴木かつよしです。

ご指摘の通り、最近の極端な円安傾向は輸入品の仕入れコスト上昇を引き起こしており、私たちの生活に身近な食品やお菓子も軒並み値上げになっています。

かくある状況の中で、遠足用のお菓子にしてもまともに選んでいたのでは、それこそ1品かせいぜい2品しか持っていけません。工夫をしてそろえた方が楽しいですね。

今でこそ現役は退きましたが、雑貨商として十数年間、お菓子も含むグロッサリー商品を取り扱ってきた私の経験から、及ばずながらいくつかのご提案をさせていただきたいと思います。記事中の商品価格は2015年1月時点での標準的な市場売価です。

なお、食物アレルギーや乗り物酔いの問題については、都内で小児科クリニックを開業する医師の話しを参考に聞いてあります。

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遠足のお菓子アイディア3つ

(1)5つのミニ菓子アソートパックを百均で買いレモンタブレットとポイグミだけ持っていく

大手菓子メーカーのメジャーブランドの“レモンタブレット”や“ポイグミ”。おいしく、いつも食べているので安心感がありますね。でも、レギュラーサイズの商品はそれだけで100円以上してしまいます。

ミニアソートパックを買ってチョコ系のアイテムは家で食べ、“レモンタブレット・ミニ”と“ポイグミ・ミニ”だけを遠足に持っていきましょう。100円ショップで買えば5種入り1パックで100円ですから、1個あたりは20円(税抜)。スーパーで普通に買っても1パック150円ですから1個あたりは30円(税抜)です。

『レモンタブレットの酸味は口の中をすっきりさせ、またグミを噛んでいると三半規管を刺激し働きをよくするので、いずれも乗り物に酔いやすいお子さんに優しいおやつだと言えるでしょう』(都内小児科クリニック院長)

(2)定番のチーズサンドクラッカーも吊り下げ4連パックの1個だけを持っていく

馴染みの深いメジャーブランドのお菓子は普通、1つでも200円近くします。でも、中身が同じでミニサイズの4個パック・5個パックであれば、1個あたりの単価はグっと低くなります。

ファンの多い“チーズサンドクラッカー・ミニ”は吊り下げ4連パックが通常スーパーで150円ですから、1個あたりは37.5円(税抜)ということになります。また、全国区ブランドの“えびせん”や札幌の“ポテトスナック”などはミニサイズの吊り下げ4連パックが100円ですので1個あたりは25円(税抜)です。

また、世界的なブランドの“ポップコーン”は上記の“えびせん”や札幌の“ポテトスナック”などとともにミドルサイズの商品を用意しており、これらは100円ショップで3個100円で売っていることが多く、1個あたりは33.3円(税抜)という計算になります。

有名ブランドのスナック菓子も、こういったミニやミドルのバージョンを利用すれば、遠足にいろいろ持っていけるようになります。

(3)さらに彩(いろどり)を添え、楽しさを増すには“駄菓子”を取り入れる

最初から駄菓子ばっかりで200円分そろえてしまうと、何だか遠足用の“いつもと違う”ラインナップのおやつになってしまいますね。その意味でここまでは、“いつも食べている有名ブランド菓子”を数多く持って行くための方法を、先にご紹介いたしました。

ここから先は、“より華やかに、より楽しく”する方法です。駄菓子を利用しましょう。

第一に、チョコが駄目なら砂糖菓子です。シガレットの形の砂糖菓子(税抜29円)などは面白いのではないでしょうか。言うまでもなく遠足にチョコがNGなのは遠足が催される季節が春とか初夏だからで、気温が高い日はチョコがとけ、べたつきやすいからです。砂糖菓子ならとけませんし、砂糖の甘みは歩き疲れた体を癒してくれます。

第二に、アメが駄目ならラムネ菓子です。アメは食べきるのに時間がかかるという理由でNGなのですが、ラムネなら大丈夫です。ラムネも砂糖を原料とするお菓子ですが、プラ缶入コーラ味のラムネ菓子(税抜29円)や、ウサギとリスと小鳥のデザインの袋入ラムネ(税抜20円)なども、スッキリした味でおすすめです。

第三に、“ガムが駄目なら餅菓子”です。ガムはポイ捨てすると環境破壊に直結するのでNGになっていますが、食感に共通点のある餅菓子であればポイ捨てはないですね。小粒餅菓子の小袋入り(税抜20円)や、餅だんご3個入(税抜29円)など、いろいろ出ています。

おやつの交換は絶対にNG。食物アレルギー事故の危険性が潜んでいます

お役に立ちましたでしょうか?

最後に、遠足のときの“おやつ交換”にかんして、医師からのひと言です。

『遠足の際の注意事項として“友だちどうしでのおやつ交換は禁止”というのがあります。私たちが子どものころは主に“規律”を重んじての注意事項だったのですが、今は意味が違うことをご存じでしょうか。現代においては、“食物アレルギー事故を起こさないため”に、おやつ交換を禁止しているのです。自分にとってはおいしいピーナッツを使ったお菓子でも、ピーナッツ・アレルギーのある子にとっては生命の危険に関わる食べ物になります。遠足の楽しい雰囲気の中で“ノリ”で口にしてしまったら大変です。おやつ交換は絶対にしないように、保護者の方からは子どもたちへ、しつこいくらいで構いませんので、注意してさしあげてください』(都内小児科クリニック院長)

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●ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)

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