絵本ってスゴい! 乳児期の“ブックスタート”で得られること

【ママからのご相談】
6か月になる男の子の育児をしているママです。先日、6か月検診に行ってきました。そのときに、「ブックスタートをしましょう!」と保健師さんに言われました。絵本を読んであげてください、という内容と言うことはわかったのですが、まだ6か月の子どもは文字も絵も内容もわからないだろうし意味が無いのでは……と、正直疑問に感じてしまいました。“ブックスタート”では、一体どんなことを期待できるのでしょうか?

a ぜひ子どもと心地よい時間を共有してください。

ご相談ありがとうございます。どっふぃーです。

テレビやパソコン、スマホ……たくさん便利なものができたこの時代に、「絵本を読みましょう」と言われるのはなんだか時代錯誤と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。一体、“ブックスタート”によってどんなことが期待できるのでしょうか。

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英国生まれの “心ふれあう時間”をくれるものです

ブックスタートは、1992年に“Share books with your baby!”のキャッチフレーズとともに、英国で始まりました。

赤ちゃんと絵本を開き、読み、聞かせることで楽しいひとときを分かち合うことを目的として始まったこの活動は、第2か国目として日本が開始して以来世界各地に広がっており、日本では特定非営利活動法人ブックスタートという組織が活動を展開しています。

現代人は、とにかく忙しいです。共働き家庭も多く、小さなお子さんがいる世帯でも日中は保育施設に預け、夜はお風呂と寝かしつけで触れ合う間もないなんてことも少なくありません。専業主婦も育児に家事にと手を抜けず大忙しで、気付けばゆっくり子どもを見ることができていない……なんて人も。

そんな忙しい現代人こそ、“絵本”を通じて赤ちゃんと改めて向き合う時間を持てるように願い、始まったのがブックスタートなのです。

絵本の持つ魔法のチカラ、ご存じでしょうか?

赤ちゃんに絵本は早過ぎるのではないか……そう思う方がいらっしゃるかと思いますので、まずは絵本の持つチカラについてご紹介していきたいと思います。はじめに赤ちゃんが“絵本そのもので遊ぶ”ということです。

赤ちゃんにとっては本を持つことが楽しく、持った本を落とすことも新鮮で、本の端を少し噛み噛みするのも好き……ぺらぺらページをめくることができたときはさらに面白いと感じます。本=読むためだけのもの、と大人ならではの固定観念にとらわれずに、本そのものを“おもちゃ”として考えるようにしてみてください。

そして、絵本を読んでもらうときの親との体の触れ合いが、赤ちゃんにとって最高に心地の良いことなのです。ママやパパのひざの上に座って、優しい声で本を読み聞かせてもらう。それだけで、赤ちゃんは安心できてにっこり笑顔になってくれます。

たとえ絵本の話の意味がわからなくても、「楽しい言葉だな」「キレイな絵だな」「面白いカタチだな」と、赤ちゃんなりに精一杯見て聞いて感じることができるのです。

読み聞かせている間の本当に心地よい時間の中で、赤ちゃんには安らぎと脳に有益な刺激を得ることができるのです。

気持ちを自然と穏やかにしてくれる、貴重な時間

家事や仕事に大忙しでなにかと時間に追われ、今だけしか味わうことのできない育児を楽しめないなんてもったいないですよね。子どもが成長し手を離れてしまったときに、「もっと、たくさん触れ合っておけばよかった」なんて後悔は絶対にしたくはありません。

赤ちゃんのときのわが子を、限られた時間の中で最大限に楽しみながら相手をしてあげたいものですよね。

どんなに忙しい大人でも、絵本を開けば時間の流れがゆっくりになります。かわいらしい絵本を優しい声で語り掛け、次の1ページを開く……そんな時間は赤ちゃんにとってはもちろん、大人にとっても心安らぐ時間になるわけです。

ブックスタートは、赤ちゃんの周りで楽しくあたたかい時間を流れるようにしてくれる魔法。

そしてその魔法は、テレビなどからは感じられない“ぬくもり”と“愛情”をたっぷりと感じることのできる、親子共に最高の“幸せな時間”をもたらしてくれるのです。

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言葉を理解していない赤ちゃんに“絵本の読み聞かせ”をする意味

●ライター/どっふぃー(船舶料理士)

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