タバコの主な有害物質4つと「ブリンクマン指数」の計算式

こんにちは、スチューデントドクターのひでくらてすです。

今日は“タバコ”のお話です。タバコは依存性があるため禁煙は決して簡単なことではありません。しかし、タバコに関する正しい知識を身につけることは禁煙の一助になります。

今回は、“タバコ”の癌に対するリスクについてお話をしていきたいと思います。

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日本の喫煙者の状況

厚生労働省の発表によると、『日本人の喫煙率は20.7%(平成24年)で、男性が34.1%、女性が9.0%』となっています。

年々低下傾向にあるものの、これは先進国と比較しても決して低い数字とは言えません。またタバコといえば肺癌を思い浮かべる方も多いと思いますが、肺癌による死亡は男女合わせると癌の中でも最も多く、年間約5万人(平成23年)が肺癌で亡くなっています。

タバコの有害物質

悪い悪いというけれど結局タバコの何が悪いのか? タバコ中の有害物質は主に4つに大別され、それぞれ以下のような有害作用があります。

(1)タール……発がん性
(2)ニコチン……抹消血管の収縮作用、依存性
(3)一酸化炭素……酸素の運搬障害
(4)窒素酸化物(NOx)などの微細粒子……刺激による咳嗽・喀痰

これらの有害作用に長期間さらされることで、人は肺癌や喉頭癌、脳卒中などを発症します。また、これらの有害物質は副流煙には約3〜5倍近く含まれることも知っておかなければなりません。

肺癌や喉頭癌のリスクを調べる『ブリンクマン指数』

では、実際どのくらいタバコを吸うと癌になるリスクがあるのか? 目安として『ブリンクマン指数』というものが存在します。

・ブリンクマン指数=1日の喫煙本数×喫煙年数

そして、上記の計算式から導き出された指数によって、以下の様なリスクへとつながります。

【ブリンクマン指数:分類】
・400以上:肺癌危険群
・600以上:肺癌高度危険群
・1200以上:喉頭癌高度危険群

ブリンクマン指数はあくまでリスクを目安にしたものなので、もちろん数値がそれより小さくても肺癌や喉頭癌を発症する場合もあります。しかし、禁煙後はそのリスクも下がるのでブリンクマン指数が一定値を下回っていても早期の禁煙が重要です。


現在は禁煙外来などを専門に設置する医療機関も存在し、一定の要件を満たしていれば禁煙治療は保険も適用されます。禁煙に何度かトライして失敗している人も、ぜひこの機会に再度禁煙を検討してみてはいかがでしょうか。

●ライター/ひでくらてす(スチューデントドクター)

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